「大きくなったら宇宙飛行士になりたいな」
「将来の夢は客室乗務員」
子どもの夢は、豊かで良いですよね。
でも、そんな将来の夢を視力がじゃまをすることがあります。
結論から言うと、夢を叶えてあげるためにも目が悪くならないように気を付けましょう。
近年、職業の視力規定について緩和がされてきています。
それでも見えることが大切な職業によっては、厳しい規定がまだまだあります。
この記事では、職業ごとの視力規定を解説します。
夢を叶えるためにも確認が大切です。
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ー この記事を書いた人 ー

ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)
PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル
視力の規定がある職業
視力の規定がある職業は、以下のとおりです。
職業 | 必要視力 |
---|---|
警察官 | 裸眼視力が両眼とも0.6以上または、矯正視力が両眼とも1.0以上 |
消防士 | 裸眼および矯正視力が両眼で0.7以上かつ一眼でそれぞれ0.3以上 |
パイロット(ANA) | 各眼の矯正視力が0.7以上 |
客室乗務職(ANA) | 裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上 |
自衛官 | 両側の裸眼視力が0.6以上又は矯正視力が0.8以上 |
宇宙飛行士 | 両眼とも矯正視力で1.0以上 |
騎手(JRA) | 両眼で0.8以上、かつ、左右ともに0.5以上 |
競艇選手 | 両眼とも裸眼で0.8以上 |
オートレーサー | 矯正視力1.0以上 |
ボクサー | 裸眼で両眼とも0.1以上 |
鉄道運転士 | 両眼で1.0以上、かつ、一眼でそれぞれ0.7以上 |
バス運転士 | 両眼視力が0.8以上かつ各眼視力がそれぞれ0.5以上 |

「順番に解説しますね」
職業①:警察官


裸眼視力が両眼とも0.6以上
または、矯正視力が両眼とも1.0以上
警察官は、犯罪を見つけたり犯人を追い掛けたりアクティブな職業です。
そのため、遠くが良く見えることが大切になります。
職業②:消防士


裸眼および矯正視力が両眼で0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上
消防車の運転が必要になってくるので、普通自動車免許と同じ視力が必要。
職業③:パイロット(ANA)


各眼の矯正視力が0.7以上あること。(裸眼視力の条件はありません)
各眼0.7、両眼1.0以上の視力に矯正できるレンズの屈折度が±8ジオプトリーを超えないこと。
(オルソケラトロジーを受けていないこと)
飛行機のパイロットも遠くを見ることを必要とされるので、両眼で1.0の視力が条件になっています。
しかし、2001年10月1日より裸眼視力の条件がなくなりました。
そのため、裸眼視力が悪くても矯正視力がでればパイロットになることができます。
職業④:客室乗務職・キャビンアテンダント(ANA)


裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。
忙しく動き回る客室乗務員は、メガネでの仕事は不可になっています。
そのため、矯正視力はコンタクトレンズのみ。
職業⑤:自衛官


両側の裸眼視力が0.6以上又は矯正視力が0.8以上であるもの
災害活動など厳しい現場で働く自衛官は、遠くが良く見えないと発見が遅れてしまいます。
色盲や強度の色弱の場合も不可になっています。
職業⑥:宇宙飛行士


両眼とも矯正視力で1.0以上(高度近視・高度乱視は不可)
必要視力は全ての職種の中でも厳しめです。
それだけ宇宙空間での生活や作業において、予測不可能なことを除外したいようです。
色覚検査も石原式で正常の必要があります。
職業⑦:騎手(JRA)


両眼で0.8以上、かつ、左右ともに0.5以上の者(矯正可)
矯正器具を用いる場合は、ソフトコンタクトレンズのみ使用可
令和4年に競馬学校入試から視力について緩和されました。
ただし、視力矯正はソフトコンタクトレンズのみとなっています。
職業⑧:競艇選手


両眼とも裸眼で0.8以上(コンタクト・フェイキックIOL「有水晶体眼内レンズ」手術は不可)
ボートレースは見ている以上に激しいです。
そのため、裸眼視力のみとなっています。
職業⑨:オートレーサー


矯正視力1.0以上
以前は裸眼視力0.6以上でしたが、かなり緩和されています。
細かい道の状況を確認するためにも、裸眼条件よりも矯正視力での見え方を優先したようです。
職業⑩:ボクサー


裸眼で両眼とも0.1以上
ソフトコンタクトレンズをつける場合は、両眼とも0.4以上の矯正視力でなければならない
近距離で戦うスポーツのため、視力はそこまで重要視されていないです。
ただ顔にグローブが当たることがあるため、ハードコンタクトレンズの使用は不可になっています。
職業⑪:鉄道運転士


視力(矯正視力を含む)が両眼で1.0以上、かつ、一眼でそれぞれ0.7以上であること。
とても速いスピードで走る電車を安全に運転する必要がありますよね。
乗客の確認も必要なため、視力はとても重要になります。
平成24年までは、もっと厳しい視力基準でした。
職業⑫:バス運転士


両眼視力が0.8以上かつ各眼視力がそれぞれ0.5以上の方。(矯正視力を含む)
バスの運転には大型自動車第二種免許が必要なってきます。
そのため、免許取得に必要な視力が基準となるのです。
まとめ
ということで、視力の規定がある職業12選|コンタクトレンズでも大丈夫?について解説しました。
職業によって見る距離やスピード、安全性などの違いで規定が変わります。
なりたい職業の必要視力を今から調べておくことで、安心して夢に挑むことができますよ。
ソフトコンタクトレンズでも可能に少しずつ緩和されているので、より安全なコンタクトレンズ選びをおすすめします。
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