電車や地下鉄でICLの広告を見たことないですか?
有名人やタレントがICLで良く見えるようになったというニュースを見ることが増えてきました。
でもどんなデメリットがあるか心配ですよね。
結論から言うと、以下のようなデメリットが考えられます。
- 価格が高い
- 目にメスを入れる
- すぐに手術ができない
- 見えにくい
- 健康保険の適応外
この記事では、ICLのデメリットについて詳しく解説していきます。
しっかり読んで興味を持ったら、一度無料相談に行ってみましょう。
ー この記事を書いた人 ー

ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)
PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル
ICLのデメリット
ICLのデメリットは、以下のとおりです。
- 価格が高い
- 目にメスを入れる
- すぐに手術ができない
- 見えにくい
- 健康保険の適応外

「順番に解説しますね」
デメリット①:価格が高い
ICLの手術費用は病院によって差はありますが、両眼で50~70万円くらい必要です。
でも40年使えるとしたら、実はお得に感じるかもしれません。
- ICL ・・・ 40~70万円
- メガネ ・・・ 約67万円(3年に一度5万円のメガネを買った場合)
- コンタクトレンズ ・・・ 約96万円(2WEEKレンズを使用した場合)
メガネやコンタクトレンズの種類・購入・使用頻度によっても変わりますが、ざっとこんな感じです。



「比較してみるとICLで調子良く使用できれば、安いと思いませんか?」
デメリット②:目にメスを入れる
目の中にコンタクトレンズを入れる手術をするため、どうしてもメスを入れる必要があります。
しかし、点眼麻酔で痛みも感じることはありません。
切ったところも糸で縫合することもなく、自然と閉じてくるので安心です。
眼内レンズは手入をする必要がないので、半永久的に使用することができます。



「不要になったら取ることもできますよ」
デメリット③:すぐに手術ができない
病院に行っても即日に手術ができません。
まずはICLが可能かを調べる、適応検査が必要になります。
適応検査がパスしたら手術予定日を決めて、やっとオペができるのです。
手術にかかる時間は、片目10分から15分くらいで終わっちゃいます。
デメリット④:見えにくい
見え方が100点になることはありません。
どうしても目の中にコンタクトレンズを入れているので、光のにじみやぼやけを感じることがあります。
また手術後の1週間くらいは、眼内レンズが安定するまで不自由を感じるかもしれません。
ただ、レーシックなどの近視矯正手術と違って眼内レンズを取り出せば元に戻ります。



「見え方が気になったら先生に相談してみよう」
デメリット⑤:健康保険の適応外
ICLは残念ながら現状では健康保険の適応外になっています。
ただし、任意で加入されている医療保険によっては適応されるものもあるので、事前確認をおすすめします。
医療費控除の対象になるため、領収書は大事に保管していきましょう。
ICLのメリット
ICLのメリットは、以下のとおりです。
- 裸眼で見える
- 元に戻せる
- 半永久的



「順番に解説しますね」
メリット①:裸眼で見える
起きてすぐに視界がクッキリ見えるって良いですよね。
メガネを掛けたりコンタクトレンズをつけることなく、良く見える生活が可能に。
もちろん、おしゃれで伊達メガネを掛けることもできます。
度なしのカラコンをつけることもできますよ。
メリット②:元に戻せる
どうしてもICLが嫌になったら、眼内レンズを取り外すことができます。
レーシックなどのように角膜を削ったりすることはないため、取ってしまえば元通りに。
切った場所も目立ちにくく、自然と治るので安心ですよ。
メリット③:半永久的
なんとICLの眼内レンズは、お手入れ不要で40年近く持つそうです。
20歳でICLをしたとしても、60歳近くまで使えるなんてビックリですよね。
メガネのように曲がったり、コンタクトレンズのように毎日のケアはなくなります。
ICLが向いていない人
ICLが向いていない人は、以下のとおりです。
- 18歳未満
- 前房の深度
- 傷が治りにくい
- 妊娠中・授乳中
- 細かいことが気になる



「順番に解説しますね」
向いていない人①:18歳未満
18歳未満は、まだまだ近視が変化することがあります。
そのため、ICL後に近視が変化すると見え方も変わってしまうことがあるのです。
急ぐ必要がなければ、近視の変化が落ち着く25歳以上になってからの方がおすすめ。
向いていない人②:前房の深度
簡単に言うと、眼内レンズが目の中に納まるスペースがない人は難しいです。
せっかく眼内レンズを目の中に入れても、安定しないと見やすくなりません。
眼内レンズが固定される余裕のあるスペースが必要になってきます。
向いていない人③:傷が治りにくい
重度な糖尿病やアトピー性疾患の方は、しっかり相談してから手術するのをおすすめします。
切開の幅が狭いと言っても、目にキズを付けることには変わりません。
傷が治りにくいと炎症が続いたり、ひどいと重篤な状態になる恐れもあります。
向いていない人④:妊娠中・授乳中
妊娠中や授乳中は、急に何が起きるかわかりません。
またICL後に炎症止めや化膿止めの薬が処方される場合もあります。
そのようなときに薬を服用できないと困りますよね。
急ぎではない限り、身体に余裕ができてからICLを受けた方がいいですよ。
向いていない人⑤:細かいことが気になる
ICLをしたからと言って、100%思っている様な見え方になるとは限りません。
多少のボヤケ間やにじみが発生する場合もあります。
もちろん目の中に眼内レンズが入っている訳なので、裸眼のときとは違って当たり前です。
細かいことまで気になるようなら、しっかり相談にのってくれる病院を探すのが一番。
ICLのよくある質問
ICLのよくある質問は、以下のとおりです。
- お手入れは必要ですか?
- レーシックとどちらがいいの?
- レンズがずれたりしない?
- 運転免許はどうなるの?
- ICLだとなれない職業はある?



「順番に解説しますね」
質問①:お手入れは必要ですか?
ICLの眼内レンズは、目の中にあるため簡単に取り外しができません。
汚れたり劣化が起こりにくい素材でできているため、お手入れは不要になっています。
ただ、病院の指示にしたがった定期検査は必要です。
視力の回復具合や眼内レンズの状態などを定期的に検査します。
質問②:レーシックとどちらがいいの?
ICLは、費用が高いが後遺症のリスクが低い。
レーシックは、後遺症が残る可能性があり一度手術すると戻らないが費用が安い。
無料適正検査後に先生と相談してみるといいですよ。
質問③:レンズがずれたりしない?
ほとんどないですが、眼内レンズがずれることもあります。
いつもより見えにくくなったら、病院で診てもらいましょう。
再度入れ直せば、見え方も元に戻ります。
質問④:運転免許はどうなるの?
ICL後は、裸眼と同じ『眼鏡等』の条件を外すことができます。
必ず運転免許試験所か警察署で申請をおこなってください。
見た目でICLと分からないため、変更を忘れて裸眼で運転していると『運転免許不携帯』で反則金が発生します。
質問⑤:ICLだとなれない職業はある?
競艇選手は、ICLが不可になっています。
激しい振動や水面に叩きつけられる衝撃で、眼内レンズがずれる恐れがあるからですかね。
もし競艇選手を目指しているなら、裸眼で両眼とも0.8以上の視力が必要になります。
まとめ
ということで、ICLが危険ってホント!?5つのデメリットを詳しく解説しました。
繰り返しになりますが、ICLの5つのデメリットは以下のとおりです。
- 価格が高い
- 目にメスを入れる
- すぐに手術ができない
- 見えにくい
- 健康保険の適応外
と、ここまでは良く眼科などのサイトに記載ある情報をまとめてみました。
しかし、実際にICLをした人の感想も気になりますよね。
経験者が語る、本当のICLメリット・デメリットを知りたい方は、以下の記事を読んでください。