コンタクトレンズを買いに眼科やコンタクトショップに行くと、眼科の定期検査を促された経験はありませんか?
「調子が良いんだから、いつもと同じコンタクトレンズを買うだけでいい」と思ったりもしますよね。
それでも眼科の先生が定期検査を促すのは、以下の理由があります。
- 高度管理医療機器
- いつのまにか目のトラブルが発生しているかも
- 見え方が気づかないうちに変わっているかも

「知らない間に異常が起こっていることもあるのです」
この記事では、どうして眼科の定期検査が必要なのかを分かりやすく解説していきます。
最後まで読んでいただき、安全に快適なコンタクトレンズライフを送りましょう。
ー この記事を書いた人 ー


ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)
PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル
高度管理医療機器
コンタクトレンズは簡単に購入できますが、高度管理医療機器(クラスⅡ)に指定。
不具合が生じた場合、人体へのリスクが比較的高いと考えられています。
ペースメーカーや人口呼吸器などと同じ高度管理医療機器だと思ったら、きちんとルールを守って使わないことが分かりますよね。
いつのまにか目のトラブルが発生しているかも
自分ではいつもと変わらないように使っていたとしても、いつの間にか目にトラブルが発生していることもあります。
状態によっては、今後の視力にも大きく影響がでることもあったりするのです。
例えば目に傷がついていたり、アレルギーで炎症を起こしていることもあります。
自覚症状がなくても定期検査に行くことで、早期発見により影響が減りますよ。
見え方が気づかないうちに変わっているかも
「見え方は変わっていないよ」と言いながら、検査をすると以前よりも見えにくくなっていることは多々あります。
もちろん本人が困っていなければ大丈夫なこともありますが、例えば両目で0.7が見えていないと車の運転は危険ですよね。
視力の変化は急に起こることよりも、少しずつ変化していくことの方が多いです。
徐々に変化していくため、変わったことに気づかないことが多いのもあります。
だからこそ定期的に眼科で検査を受けることで、視力の変化にも気づくことができるのです。
アイフレイル
テレビCMで「アイフレイル」という言葉を聞いたことありませんか?
カエルが合唱しているACジャパンのCMです。
知らずに見ている方が多いかもしれませんが、実は40歳以上の人に定期的な眼科検診を勧めているのです。
コンタクトレンズを使用している人はもちろんのこと、使っていない人でも目にも老化現象が起こってきます。
どんな方でも、眼科の定期検査は大切ということです。
新製品情報を知れる
眼科に行かないと、なかなか新しいコンタクトレンズを知ることができませんよね。
もちろん、試しに使うためにも眼科の検診が必要になります。
ずっと同じコンタクトレンズを使っている人は、実はもっと目に合ったコンタクトが見つかることも。
今だと1年の間でもたくさんのコンタクトレンズが発売されているから、定期検査のたびに新しい発見があるかもしれませんよ。
ソフト・ハードコンタクトの経年変化
1年以上使用できるソフト・ハードコンタクトレンズを使用している人は、必ず定期検査をおすすめします。
メガネのように大きいものなら、汚れや傷も分かりやすいです。
しかしコンタクトレンズは、小さくて傷や汚れにも気づきにくいのが特徴です。
たまにレンズが破れたり欠けたりしたまま、「ゴロゴロする」と感じながらも使用している方がいます。
また、標準使用年数を大きくオーバーしながら使っている人もいるのです。
標準使用年数
ソフトコンタクトレンズ - 1年~1年半
ハードコンタクトレンズ - 2年~2年半
定期的に眼科やコンタクトショップでチェックしてもらうことで、自分では気づかなかったレンズ状態を知ることができます。
まとめ
ということで、あなたは行ってる?どうして眼科の定期検査は必要なのかについて解説しました。
繰り返しになりますが、眼科の先生が定期検査を促す理由はいかのとおりです。
- 高度管理医療機器
- いつのまにか目のトラブルが発生しているかも
- 見え方が気づかないうちに変わっているかも
確かに、眼科の診察はいつ行っても混んでいて大変。
だからと言って、自身の目に何かあってからでは遅いのも事実ですよね。
せめて、眼科の先生が言われるタイミングでは検診を受けに行くようにしましょう。