子どもの近視が心配な親へ|MiSight 1 dayの効果・対象年齢をわかりやすく解説

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視力だけじゃなく、子どもの未来まで守る時代に。

小児近視の進行を抑えるコンタクトとして注目を集める「MiSight 1 day(マイサイト ワンデー)」。
国内でも情報が充実しはじめ、ついに専用ページが公開されました!
とはいえ「どんな仕組み?」「何歳から?」「普通のワンデーと何が違うの?」と疑問だらけ…。

そこで今回は、内容をギュッと分かりやすくまとめてみました。

目次

ー この記事を書いた人 ー

ファンベアー UFOキャッチャー

ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)

PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル

MiSight 1 day(マイサイト ワンデー)の効果

MiSight 1 day(マイサイト ワンデー)のページができていたのでまとめてみた

効果①:近視の進行抑制

MiSight 1 day(マイサイト ワンデー)を装用し始めてから、最初の1年後に平均69%の子どもが近視進行が抑制されたと報告。

また2年後と3年後では、平均59%とされています。

効果②:眼軸長の伸長抑制

眼軸長の伸長抑制率は、MiSight 1 day(マイサイト ワンデー)を使い始めて最初の1年後は平均63%

2年後の平均は54%

3年後の平均は52%と報告されています。

MiSight 1 day(マイサイト ワンデー)とは?

レンズ設計
MiSight 1 day(マイサイト ワンデー)のページができていたのでまとめてみた

参照:クーパービジョン公式サイト

🟪トリートメントゾーン

デフォーカス(ピントを合わなくすること)によって、近視の進行を抑制する度数が入っている

屈折矯正ゾーン

焦点を合わせることで、視力を矯正する度数が入っている

1枚のコンタクトレンズの中に、焦点を合わせる度数近視の進行を抑制する度数が入っています。

そのため通常のコンタクトレンズの様にピントが合う映像で生活しつつ、近視の進行を抑制することができるのです。

MiSight 1 day(マイサイト ワンデー)のレンズ規格

ベースカーブ8.7mm
直径14.2mm
中心厚0.09mm(-3.00D)
Dk値20.5
Dk/t値22.8(-3.00D)
含水率60%
製作範囲-0.25D ~ -6.00D (-0.25Dステップ)
-6.50D ~ -10.00D (-0.50Dステップ)

MiSight 1 dayってどんなレンズ?小児近視抑制に注目集まる理由

「目の良さ」よりも「未来の視力」を守りたい

最近、「子どもの近視が進んでいる気がする…」と不安になる親御さんが増えています。
タブレット学習やスマホ時間の増加など、生活環境的にも近視は進みやすい時代。
そんな中、視力を補正するだけでなく、近視の進行そのものを抑えることに特化したコンタクトとして登場したのがMiSight 1 dayです。

医療機器として扱われるレンズ

MiSightは、近視進行を抑制するデータが確立されているため、国内でも医療機器としての扱い。
つまり「ただのワンデーではない」特別なコンタクト。
眼科での適切な管理のもとで使うことが前提です。

子どものためにつくられた安心設計

装用は日中のみ&毎日新品のレンズを使えるワンデータイプ。
衛生面も安心で、スポーツや学校生活にも馴染みやすいのが特徴。
「まだコンタクトは早いかな…?」という不安も、装用サポートのガイドがしっかり用意されているので、初めてでも取り入れやすいんです。

視力補正+周辺網膜に働きかける構造

MiSightの最大の特徴は、中央部では視力をしっかり補正しながら、周辺部では眼球の伸び(※近視が進む原因)を抑えるように光を調整する構造になっている点。
この「デュアルフォーカス設計」が、普通のコンタクトとの大きな違いです。

実証された近視進行抑制データ

世界規模での臨床試験により、長期的に近視の進行を抑える効果が確認されています。
「今は困っていないから様子見…」と先延ばしにしがちですが、小学生の頃から積極的に抑えることで将来の強度近視リスクを下げられる可能性があります。

ワンデーだからこその衛生&手軽さ

毎日新品だから、清潔で管理がラク。
特に習い事や部活で忙しい子どもには、メガネとの併用で快適さもUPします。

対象年齢は?

装用開始はおおよそ8〜12歳が目安とされています。(個人差あり)
手先の器用さや、レンズの取り扱いを守れるかが重要。
親がしっかりフォローできるかも大切です。

眼科での管理が必須

・近視の度数の確認
・定期検診
・装用ルールの指導
これらをしっかり守ることで、長く安全に使い続けられます。

親のサポートはどのくらい必要?

最初は装着時に手伝う必要がありますが、1〜2ヶ月ほどで自分で管理できるようになる子が多いです。
ただし、ついしっかり者に任せがちですが、「ちゃんと外した?」の声かけは習慣化が大事です。

メガネを嫌がる子の味方に

スポーツの時にメガネが邪魔だった子どもや、授業中に黒板が見えにくかった子にとって、MiSightは日常の快適さを大きく変えてくれます。
保護者からは「子どものストレスが減った」「外遊びが増えた」という声も。

親の安心としてのインパクト

特に大きいのは、「近視がこれ以上悪くならないかも…!」という希望
将来の強度近視リスクを考えると、早めに対策できる安心感は大きいですよね。

コスト面での現実

良い面ばかりではなく、やはり費用は気になるポイント…。
ただ、
「大学生になってからレーシックするまでの繋ぎ」
「強度近視になった時のリスクを減らす保険」
として考える家庭も増えています。

導入には眼科相談が必須!

検査とフィッティング

初回は、視力検査やレンズが合うかのフィッティングが必要です。
焦らず時間の余裕を持って受診しましょう。

費用の見通し

定期検診費+レンズ代がかかり、普通のワンデーよりは高め。
ただし、長期的な視力のための投資として検討する家庭が多いです。

家族で納得してスタート

はじめは子どもも不安が大きいもの。
「将来の自分の目を守るため」という目的を、一緒に共有して始められるのが理想です。

まとめ

MiSight 1 dayは、子どもの快適さと未来の視力保護を両立できる、新しい選択肢。
まだまだ情報が少ない中、こうして知ることが第一歩になります。

親として、

  • 本当に必要?
  • 無理なく続けられる?
  • 子ども自身が納得できる?

この3つを確認しながら、受診してみる価値は十分あると感じます。

「少しでも早く始めておけばよかった」
そう後悔しないために、我が子の目を守る選択肢のひとつとして、ぜひ検討してみてください。

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