コンタクトレンズの種類は何を使っていますか?
- 『1DAYレンズ』
- 『2WEEKレンズ』
- 『1MONTHレンズ』
- 『長期使用レンズ』
コンタクトレンズの種類によって、かかる費用が大きく変わります。
レンズごとにメリットやデメリットもあるので、ご自身の生活スタイルに合わせたレンズ選びが必要。
この記事を読めば、どのレンズ種類が合っているかわかりますよ。
注目
私が実際に使ってよかったコンタクトレンズを紹介。
コンタクトレンズを選ぶときには、つけ心地や見え方はもちろん。
一日使った後の乾燥感や価格も重要ですよね。
お客様や店員の評価も含めながら、ランキングにしてみました。
よかったらコンタクトレンズを選ぶときの参考にしてみてください。
ー この記事を書いた人 ー
ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)
PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル
使い捨てレンズと長期使用レンズのメリット・デメリット
使い捨てレンズと長期使用レンズのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
レンズ種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
使い捨てレンズ | ・お手入れの手間がいらないので楽(1DAYレンズ) ・早いタイミングで交換できるので安心安全 | ・使用枚数が増えるとコストが高くなる ・毎回購入するのが面倒 |
長期使用レンズ | ・1枚で1年以上使えるのでコスパがいい ・特殊な度数でも特注で作れるレンズもある | ・毎回の手入れが面倒 ・破れたり落としたりすると買い換えが必要 |
「一番気になるのは、やっぱり費用ですよね」
使い捨てレンズと長期使用レンズの費用を比較
使い捨てレンズと長期使用レンズの費用の比較は、以下のとおりです。
レンズ種類 | 使用期間 | レンズ費用 |
---|---|---|
ハードレンズ (メニコンZ) | 約2~2.5年 | 39,700円 |
ソフトレンズ (ソフトS) | 約1.5年 | 31,940円 |
1DAYレンズ (デイリーズ トータルワン) | 左右1箱ずつ 30日分 | 8,280円 |
2WEEKレンズ (アキュビュー オアシス) | 左右1箱ずつ 3ヵ月分 | 7,920円 |
1MONTHレンズ (エアオプティクスEX) | 左右1箱ずつ 3ヶ月分 | 7,640円 |
シミュレーションで使用した価格は、コンタクト専門店の参考価格です。
- 1年間 部活でメインの期間だけ使いたい
- 3年間 中学や高校の期間だけ部活や学校で使いたい
- 6年間 中学~高校の間は使いたい
- 10年間 中学から大学まで使いたい
- たまにしか使わない
「順番に解説しますね」
比較①:1年間 部活でメインの期間だけ使いたい
レンズ種類 | 購入回数 | 合計費用 |
---|---|---|
ハードレンズ | 1回 | 39,700円 |
ソフトレンズ | 1回 | 31,940円 |
1DAYレンズ | 12回 | 99,360円 |
2WEEKレンズ | 4回 | 31,680円 |
1MONTHレンズ | 4回 | 30,560円 |
仕事や部活などで1年間だけコンタクトレンズを使いたいときがありますよね。
そんなときは2WEEKレンズや1MONTHレンズがコスパがいいです。
1年間でも1DAYタイプは毎日使うと3倍くらい費用がかかってます。
比較②:3年間 中学や高校の期間だけ部活や学校で使いたい
レンズ種類 | 購入回数 | 合計費用 |
---|---|---|
ハードレンズ | 2回 | 119,100円 |
ソフトレンズ | 2回 | 95,820円 |
1DAYレンズ | 36回 | 298,080円 |
2WEEKレンズ | 12回 | 95,040円 |
1MONTHレンズ | 12回 | 91,680円 |
中学か高校の3年間だけ使うと上記のような費用になります。
やっぱり毎日使うと1DAYレンズは高く感じますね。
この時点で、ソフトレンズと2WEEKレンズ、1MONTHレンズの価格は同じくらいになりました。
比較③:6年間 中学~高校の間は使いたい
レンズ種類 | 購入回数 | 合計費用 |
---|---|---|
ハードレンズ | 3回 | 119,100円 |
ソフトレンズ | 4回 | 127,760円 |
1DAYレンズ | 72回 | 596,160円 |
2WEEKレンズ | 24回 | 190,080円 |
1MONTHレンズ | 24回 | 183,360円 |
中学から部活をはじめて高校までコンタクトを毎日使うと上記のような費用になります。
6年間だと長期使用レンズがコスパ的に良くなってきます。
ただ途中でレンズを落としてしまったり破損すると、余分な負担が大きく増えてしまいます。
「運動系の部活なら使い捨てタイプが安心だよね」
比較④:10年間 中学から大学まで使いたい
レンズ種類 | 購入回数 | 合計費用 |
---|---|---|
ハードレンズ | 4回 | 158,800円 |
ソフトレンズ | 7回 | 223,580円 |
1DAYレンズ | 120回 | 993,600円 |
2WEEKレンズ | 40回 | 316,800円 |
1MONTHレンズ | 40回 | 305,600円 |
中学から大学までや小学3年から習い事をはじめて高校までなど長期で使う予定があると、上記のような費用になります。
ハードレンズは1枚の使用期限が長いので、2WEEKレンズなどの半分くらいの費用になりました。
コンタクトレンズをメインに使おうと考えているなら、やっぱりコスト面だけなら長期使用タイプが強いですよね。
比較⑤:たまにしか使わない
レンズ種類 | 週1回 | 週4回 | 毎日 |
---|---|---|---|
ハードレンズ | 39,700円 | 39,700円 | 39,700円 |
ソフトレンズ | 31,940円 | 31,940円 | 31,940円 |
1DAYレンズ | 8,280円 | 57,960円 | 99,360円 |
2WEEKレンズ | 31,680円 | 31,680円 | 31,680円 |
1MONTHレンズ | 30,560円 | 30,560円 | 30,560円 |
使っても使わなくても使用期限が進んでしまうレンズより、1DAYレンズの方がコストが安くなることも。
旅行やスポーツでたまに使うのであれば、1DAYレンズが一番コスパが良くなります。
「1DAYタイプはお手入れをしなくても良いのでコスパもタイパもGOOD!」
ケア用品の値段は?
ケア用品の値段は、以下のとおりです。
- ハードレンズ用
- ソフトレンズ用
- 使い捨てレンズ
「順番に解説しますね」
ハードレンズ用
ハードレンズ用のケア用品は、1ヶ月で約800円くらいです。
昔はタンパク除去用のケアを別でするなど面倒なことが多かったけれど、今は洗浄保存液にタンパク除去効果が入っているケアも増えてきました。
ソフトレンズ用
ソフトレンズ用のケア用品は、1ヶ月で約800円くらいです。
こすり洗いタイプやつけ置きタイプなどありますが、こすり洗いタイプの方が手間がかかるぶん安くなっています。
使い捨てレンズ
1日使い捨てレンズはケアをする必要がないので、ケア用品代がかかりません。
「必ず目からはずしたら捨てて下さい」
まとめ:目のためなら1DAYレンズがおすすめ!
ということで、コンタクトレンズにかかる費用は?レンズ種類で比較について解説しました。
繰り返しになりますが、まとめてみると以下の様なポイントでレンズ種類を選ぶといいですよ。
生活リズムに合ったレンズを選ぶ
- 毎日使うならハード・ソフトレンズ、2WEEK・1MONTHレンズ
- 週2回までなら1DAYがコスパがいい
- 面倒でも大丈夫か
お手入れが面倒なら1DAY一択
- 衛生面の心配
毎回新品を目に入れれる1DAYレンズがおすすめ
まずは1DAYレンズからはじめてみて、コンタクトレンズが使えそうか、週にどれくらいの頻度でつけるかを様子見ながら、他のレンズ種類に変えてみるのがおすすめです。