コンタクトレンズショップやネット通販でコンタクトレンズを購入しようとすると
- 「いつも使ってる度数はわかりますか?」
- 「欲しいレンズの度数は?」
とか、聞かれることありませんか。
でもコンタクトレンズの度数をどうやって決めているか知っています?
この記事を読めば、コンタクトレンズの種類や眼科での検査の内容などが分かりますよ。
視力矯正レンズの種類
視力を矯正するレンズの種類は、以下のとおりです。
- 近視-近視用
- 遠視-遠視用
- 乱視-乱視用
- 老眼-遠近両用
「順番に解説しますね」
近視ー近視用
近視の方は、遠くを見るときにピントが合う位置が近くになってきているため遠くが見にくくなります。
凹(マイナス)のコンタクトレンズをつけることで、ピントの合う位置を遠くに移動させることで見やすくなります。
遠視ー遠視用
遠視の方は、遠くも近くもぼやけて見えています。
自分の目の調節力を使って遠くも近くも見えるように合わせているので、目がつかれやすいです。
凸(プラス)のコンタクトレンズをつけることで、ピントの合う位置を変えてあげることで目が楽になります。
乱視ー乱視用
角膜や水晶体の形がゆがむことで、ピントが合わずにぼやけて見えています。
目と逆の方向にゆがませたコンタクトレンズをつけることで、ゆがみを矯正してぼやけをなくします。
老眼ー遠近両用
年齢とともに目の調節機能がおとろえることで、遠くを見やすくしたときに近くが見にくくなります。
1枚のコンタクトレンズに遠くの度数も近くの度数もギュっと入れることで、遠くから近くまでを見えるようにします。
コンタクトレンズの度数の決め方
コンタクトレンズの度数は、以下のように決めていきます。
- 視力検査
- 在来メガネ・コンタクトレンズの見え方を確認
- 先生の診察
- 実際にコンタクトレンズをつけて見え方を合わせる
「順番に解説しますね」
裸眼でどれくらい見えるか視力1.0まで見えるようにするには、どれだけの度数が必要かを検査します。
現在使用しているメガネやコンタクトレンズで、どれくらいまで見えていくかを確認します。
今の目がコンタクトレンズをつけても大丈夫な状態かを診察します。
現状どれくらいまで見えているか、どこまで見えるようにしたいかを相談し、実際にコンタクトレンズをつけて見え方を合わせていきます。
私がよくお客様に聞くのは、以下のような質問です。
- 毎日使いますか?たまに使いますか?
- 趣味やスポーツなど何かしていますか?
- 勉強や仕事でパソコンやスマホなどを長時間見ますか?
- 夜によく運転しますか?
これで、だいたいの見たい距離や使い方を確認してレンズの度数を決めていくことが多いです。
あとは、実際に見てもらいながら微調整をしていきます。
まとめ:気になることを検査員に聞いてみよう
ということで、『コンタクトレンズの度数はどうやって決めるの?近視・遠視・乱視・老眼』について解説しました。
正直なところ、現在は機械の発達のおかげで誰でも良く見えるほぼ正確な数値が簡単に測れてしまいます。
でも大切なのは、良く見えることよりも快適に使えるかだと思っています。
コンタクトレンズの度数を決めるときには、使う状況や見たいものなど細かく検査員に伝えることが大事。
少しでも安心して使える楽な度数にすることをおすすめします。
注目
私が実際に使ってよかったコンタクトレンズを紹介。
コンタクトレンズを選ぶときには、つけ心地や見え方はもちろん。
一日使った後の乾燥感や価格も重要ですよね。
お客様や店員の評価も含めながら、ランキングにしてみました。
よかったらコンタクトレンズを選ぶときの参考にしてみてください。