2WEEKレンズを使っているあなた!

「まだ、こすり洗いをしていませんか?」
アルコンのこすらなくても洗浄できる過酸化水素タイプ消毒液が新しくなりました。
『AOセプト クリアケア』が生産終了して、『クリアケア』が新しく発売されます。
この記事では、新しくなった『クリアケア』の使い方や特徴などを解説します。
この記事を最後まで読むと、『クリアケア』で簡単ケアをしたくなりますよ。


ー この記事を書いた人 ー


ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)
PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル
『クリアケア』の変更点
『クリアケア』の変更点は、以下のとおりです。
- ケースが改良
- 7日間放置可能
- 480㎖ボトル



「順番に解説しますね」
変更点①:ケースが改良
以前の『AOセプト クリアケア』で分かりにくかったケースの内線が太くなりました。
そのため液を注ぐときに、規定量が入れやすくなっています。
またフタの上部が平らに変更されました。
使用後にフタを乾かすときに、安定感があるため転がす心配が減りました。
変更点②:7日間放置可能
消毒完了後もフタを開けなければ、最長7日間保管できるようになりました。
以前までは、装用する前日には再消毒が必要だったのです。
土日はコンタクトを使わない方も、ケアが簡単になりました。
変更点③:480㎖ボトル
『AOセプト クリアケア』は360㎖しかありませんでしたが、480㎖の大容量も発売されました。
容量が増えた分、価格もお得になっています。
『クリアケア』が調子良く使えるなら、お得な480㎖も検討してみてください。
『クリアケア』がおすすめな人
『クリアケア』がおすすめな人は、以下のとおりです。
- 小学生・中学生
- こすり洗いを忘れてしまう
- 爪が長い



「順番に解説しますね」
おすすめ①:小学生・中学生
小学生・中学生で2WEEKレンズを使わせるなら、絶対に『クリアケア』がおすすめ。
MPSのこすり洗いタイプだと、しっかりこすらなかったりすると汚れがレンズに残ります。
汚れたレンズのまま使用することで、大切な目にダメージを与えることも。
特に保護者が管理していた方が安心な小学生・中学生までの間は、こすらなくてもケアができるタイプが安心です。
おすすめ②:こすり洗いを忘れてしまう
店頭で話をしていても、2WEEKレンズを使っている半分くらいの方がこすり洗いをしていません。
こすりあらいタイプのケアは、こすらないとキレイにならないことを忘れている方が多いということです。
こするのが面倒なら、こすらなくてもいい『クリアケア』に変更した方が安心。
ケアが楽になって、さらに安全なら言うことないでしょう。
おすすめ③:爪が長い
こすり洗いをしていると、たまに爪が当たって破損することがあります。
特に爪が長い方は、破損しやすい傾向があるようです。
またレンズをつまむときに硬い爪で挟むことで、亀裂が入ることもあります。
できるだけレンズをさわらずにケアができる『クリアケア』がおすすめです。
『クリアケア』の販売形態
『クリアケア』の販売形態は、以下のとおりです。
- クリアケア360㎖
- クリアケア480㎖



「順番に解説しますね」
①:クリアケア360㎖
通常サイズのボトルになります。
専用のケースも1つの箱に、1つづつ付いてきます。
②:クリアケア480㎖
ちょっとお得な大容量パック。
毎日使って家に置いておくなら、480㎖を検討してみてください。
『クリアケア』の使い方
『クリアケア』の使い方は、以下のとおりです。
- レンズをケースにセット
- 液をケースに入れる
- 消毒・中和



「順番に解説しますね」


目から外したレンズを専用ケースに入れます。
左右を間違えないように入れましょう。
フタを閉じた上から、『クリアケア』でレンズを5秒間すすいでください。
大まかな汚れを取ることが目的です。


『クリアケア』を専用ケースの内線まで入れます。
液が少なすぎると、レンズ全体が漬かりません。
また液が多すぎると、フタをしたときにあふれ出てしまうため気を付けましょう。


レンズをセットしたフタを閉めたら、6時間以上放置してください。
ケースを振ると液がこぼれる場合があります。
6時間経過後は、そのままレンズを装用できます。



「こすり洗いをしなくてもいいから簡単」
『クリアケア』の注意点
『クリアケア』の注意点は、以下のとおりです。
- 6時間
- すすがない
- ケースを交換する
- 専用ケースを使う
- ケースは乾かす
- 常温で



「順番に解説しますね」
注意点①:6時間
6時間以上経過する前にレンズを装用しない。
『クリアケア』の消毒液は消毒効果が強力なため、直接目に触れるとしみて痛いです。
6時間かけて中和用ディスクと反応することで、目にしみない液に変わってきます。
一度セッティングをしたら、絶対に6時間以上経過するまで装用しないでください。
注意点②:すすがない
『クリアケア』の消毒液はすすぎ液ではありません。
目に付ける前に消毒液でレンズをすすぐと危険です。
こすり洗いやすすぎをする場合は、ソフトコンタクトレンズ用の保存液を使うようにしてください。
注意点③:ケースを交換する
『クリアケア』は1箱に消毒液と専用ケースが入っています。
必ず新しい箱を開けたら、ケースも新しいものに交換しましょう。
ケースが汚れてくるのもありますが、中和用ディスクが劣化してくるというのも理由です。
ケースだけ溜まって行っても使うところがないから、毎回交換しましょうね。
注意点④:専用ケースを使う
必ず箱に一緒に入っている専用ケースを使用してください。
普通の層とコンタクトレンズ用のケースを使用しても、中和されないです。
そのまま目に付けると染みて痛いので、専用ケースとセットでご使用下さい。
注意点⑤:ケースは乾かす
消毒完了後のケースはすすぎ液ですすいだ後、自然乾燥してください。
そのまま使用するとケースに汚れが残ったままのときもあります。
また一度フタと開けると、雑菌などが液やケースに繁殖することも。
必ず使い終わったケースは、すすぎ液でしっかりすすいで自然乾燥しましょう。
注意点⑥:常温で
『クリアケア』は、常温で効果が発揮されるように作られています。
特に15℃以下の場合、中和完了までに6時間以上かかることもあるようです。
間違ってそのまま装用してしまうと、汚れが取れないだけでなく目にしみて痛みをともないます。
温度が高すぎてもレンズが変形するなどの影響が考えられるため、注意してください。
まとめ
ということで、まだ知らないの?こすらなくてもいい『クリアケア』で簡単ケアについて解説しました。
繰り返しになりますが、『クリアケア』を特に使っていただきたいのは以下のような方です。
- 小学生・中学生
- こすり洗いを忘れてしまう
- 爪が長い
こすり洗いをしなくてもレンズが誰でもキレイになるから、安心・安全を考えると皆さんに使って欲しいケア用品になります。
今回バージョンアップをして、さらに使いやすくなりました。
ケアが面倒だと一度でも思ったことのある方は、ぜひ試してみてください。
こすり洗いをする時間が減った分の価値は、きっとありますよ。