ー この記事を読んでほしい人 ー
- コンタクトをネット通販で購入したい
- 自分に合うコンタクトの数値が知りたい
- 注文するのに必要な数値を教えてほしい
レンズの種類や通販サイトによっては、処方箋(指示書)の提出が必要だったりしませんか?
コンタクトをネット通販で注文しようとしたときにも、数値が分からなくて困ったことありますよね。
この記事を読めばネット通販でコンタクトを注文するときに必要な数値の入手方法がわかります。
安心してネット注文をしたい人は、ぜひ読んでみて下さい。
注目
おすすめコンタクトレンズのネット通販サイトを紹介。
わたしが実際に購入してみた体験談もふまえたランキングです。
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ー この記事を書いた人 ー
ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)
PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル
眼科で処方箋のもらい方
眼科で処方箋をもらう方法は、以下のとおりです。
- 処方箋を出してくれる眼科でもらう
- 一度コンタクトを購入する
- メーカー専用通販サイトに登録
「順番に解説しますね」
眼科①:処方箋を出してくれる眼科でもらう
直接眼科に「コンタクトレンズの処方箋の発行してもらえますか?」と聞いてみましょう。
O.Kであれば、検査を一通りうけて最後に目に合ったコンタクトの処方箋がもらえます。
NOと言われたら、あきらめて次の眼科を探してください。
基本的にごねても、院長の指示で決まっていることが多いので時間の無駄です。
眼科でコンタクトの処方箋(指示書)の発行だけをお願いすると、ほとんど断られると思います。
理由としては、眼科としてはコスパもタイパも悪いからです。
眼科が嫌がる理由①
コンタクトがはじめての人に検査からつけ外しの練習や取り扱い説明まですると2時間くらいかかることがあります。
その上で、コンタクトの処方箋を発行だけして購入がないと、眼科にはコンタクト検査代しか入ってきません。
処方箋発行代やつけ外し練習代などは存在しないのです。
全部含めてコンタクト検査代しかもらえません。(病院の形態にもよるが一番安いと50点=500円)
2時間看護師や検査員が、つきっきりで500円と考えるとコスパが悪くないですか?
だったらその分、一般診療の患者さんを一人でも多く診察や検査をした方がいいですよね。
眼科が嫌がる理由②
もう一つは、自分の所で買って欲しいから。
少しでも利益が欲しいのは、いろんな会社も眼科も一緒なんです。
病院も慈善事業じゃないからと思ってください。
眼科が嫌がる理由③
これは建前だけかもしれませんが、処方した数値がもし合わなかったときに対応できないから。
例えば、処方箋を出して通販で購入したあとに「見にくいから度数を変えてくれ」と言われても、眼科ではレンズを販売していないので対応ができません。
眼科で販売していたら責任を持って交換してくれると思います。
そういう意味でも、後々のフォローができないから断るということもあります。
眼科②:一度コンタクトを購入する
コンタクトを眼科や提携店で購入すると処方箋も一緒にもらうことができます。
そのときにもらった処方箋を利用してください。
この方法が基本的にはおすすめです。
眼科も一度購入してもらうことで
「期限がついていることもあるので購入時は気を付けてね」
購入から半年後に「あのときに購入したコンタクトの数値を教えてほしい」という質問がたまにありますが、基本的には教えてくれません。
日にちがたっていると数値が変わっている可能性があるから、責任が持てないという理由だと思ってください。
あとは、ネット購入を眼科ではすすめていないのも理由です。
そんなことにならないように、レンズを購入したらスマホで写真を撮っておくといいですよ。
眼科③:メーカー専用通販サイトに登録
これは処方箋はもらえませんが、コンタクトの数値を知ることができます。
現在多くのコンタクトメーカーで専用の通販サイトを持っています。
ジョンソンエンドジョンソン
メニコン
シード
アルコン
など
各メーカーサイトから通販契約をしている眼科やショップを検索してください。
希望のレンズを取り扱っている眼科やショップが見つかりましたら、実店舗に行って手続きをするだけです。
そのままメーカー通販サイトで購入することもできますし、表示された数値を参考に他の通販サイトで購入することも可能。
「でも安いのはネット通販だけどね」
どうして処方箋がなくてもコンタクトレンズが購入できるの?
理由①:薬機法
実は、高度管理医療機器であるコンタクトレンズには医薬品医療機器等法(旧称:薬事法)上、購入時に処方箋(指示書)を提出しなくてはいけない法的義務がないのです。
コンタクトレンズは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(医薬品医療機器等法)で「高度管理医療機器」に指定されていますが、医薬品ではないことから、購入に際し、必ずしも処方せんを必要とはしていません。 購入に限れば、高度管理医療機器等販売業の許可を得た販売店であれば可能です。
理由②:店舗やメーカーの方針
しかし、店舗やメーカーによっては処方箋の提出を求められることがありますよね。
これはあくまで店舗やメーカーの方針であり、処方箋を提出しなくても法律上はコンタクトレンズの購入には問題ないのです。
コンタクトレンズを処方箋なしで購入するメリット・デメリット
コンタクトレンズを処方箋なしで購入するメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
時間の有効活用 いつでも購入できる 定期購入も便利 | 定期検査を忘れがち 注文ミス テスト装用できない |
メリット①:時間の有効活用
眼科とコンタクトショップに行く予定を入れると、せっかくの休みが終わっちゃいますよね。
特に眼科の診察は、1時間以上かかるのは当たり前。
調子が良くて眼科に行く必要がなければ、その時間だけでも他の予定を入れることができるよね。
メリット②:いつでも購入できる
ネット通販を活用すれば、パソコンやスマホからいつでも購入することができます。
コンタクトレンズのストックがギリギリなときなど、欲しいときにすぐ注文できれば助かりますよね。
メリット③:定期購入も便利
通販サイトによっては、定期購入のサービスもおこなっています。
調子が良いコンタクトレンズが決まったら、買い忘れを防ぐためにも定期購入をおすすめします。
デメリット①:定期検査を忘れがち
コンタクトレンズの調子が良いからと言って、眼科の定期検査をしなくてもいいという事ではありません。
大切な目の健康に対する危機意識が低下するおそれがあるので、必ず眼科医の指示にしたがって定期検査に行きましょう。
デメリット②:注文ミス
自分で購入したいレンズの規格を入力するため、注文間違いがおこる可能性があります。
ネット通販でも、3回くらい入力した数値を確認するタイミングがあるので、必ずチェックしてから注文しましょう。
デメリット③:テスト装用できない
今までつけたことのないコンタクトレンズを購入したいときに試すことができません。
ベースカーブ(BC)やレンズサイズ(Dia)が一緒だからといって、今までと違うレンズを購入するのはおすすめしません。
つけ心地や動きを眼科の先生にしっかり見てもらって、コンタクトレンズは選びましょう。
まとめ
ということで、処方箋をもらう方法を解説してきました。
繰り返しになりますが、まとめてみると以下のとおりです。
- 処方箋を出してくれる眼科でもらう
- 一度コンタクトを購入する
- メーカー専用通販サイトに登録
どの方法にしても、一度眼科できちんと目の検査を受けることをおすすめします。
あと、眼科はどこも時間がかかると思います。
「私のところも1時間~2時間は通常時でもかかります」
時間にも気持ちにも余裕を持って眼科に行って欲しいですね。