なにが違うの?安いコンタクトと高いコンタクトを徹底比較

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眼科やコンタクトレンズショップでコンタクトレンズの説明があったとき、どうしてこんなに価格が違うの?って思ったことありませんか。

最近は、いろいろな場所でコンタクトレンズを販売しているのを見ることがありますよね。

ゆずあん

「ドン・キホーテなんかでも、コンタクトを販売していてビックリしました!」

今回はコンタクトレンズの価格の違いについて以下のような区分にわけて解説していきます。

  • 性能
  • 工場
  • 販売ルート

最後まで読んでいただければ、価格の違いがどうしてあるかが分かりますよ。

目次

ー この記事を書いた人 ー

ファンベアー UFOキャッチャー

ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)

PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル

性能の差

性能の差は、以下のとおりです。

  • レンズ素材
  • 独自技術
  • プラスアルファ
ゆずあん

「順番に解説しますね」

性能①:レンズ素材

ソフトコンタクトレンズは、従来のハイドロゲル素材と新素材のシリコーンハイドロゲル素材に分かれます。

それぞれの特徴は、以下のとおりです。

ハイドロゲル素材シリコーンハイドロゲル素材
レンズのかたさやわらかい少しかため
乾きやすさ乾きやすい乾きにくい
酸素の透過性あまり透らないたくさん透る
価格安い高い

素材①:レンズの硬さ

従来からあるハイドロゲル素材は水分をたっぷり含んでいるため、柔らかいのが特徴。

それと比べるとシリコーンハイドロゲル素材は、水分量が少なくても大丈夫なためかたく感じることがあります。

ただコンタクトレンズによってはコーティングに工夫がしてあり、つけ心地が良くなってるのです。

素材②:乾きやすさ

ハイドロゲル素材はコンタクトレンズに水分をいっぱい含める分、吸収する涙の量が必要になります。

そのため、目が乾きやすく感じる方もみえるのです。

シリコーンハイドロゲル素材は水分が少なくても大丈夫なため、涙をあまり取らず乾きにくいのが特徴となります。

素材③:酸素の透過性

ハイドロゲル素材は、酸素をあまり透さない素材です。

シリコーンが含まれたシリコーンハイドロゲル素材は、ハイドロゲル素材と比べると4倍くらいの酸素透過性をもつコンタクトレンズが多いです。

素材④:価格

シリコーンハイドロゲル素材は、ハイドロゲル素材にシリコーンを配合したレンズ素材です。

そのため各メーカーの開発技術によって、価格にも差が出たりしています。

シンプルなハイドロゲル素材の方が価格が安いのは、そのためなんです。

性能②:独自技術

コンタクトレンズによっては、他にないような独自技術が備え付けられています。

例えば、以下のようなものがあります。

  • 『ワンデー アキュビュー オアシス MAX 』シリーズ ー HEVカット
  • 『Magic』 ー フラットパック
  • 『デイリーズ トータル ワン』シリーズ ー 水のグラデーション構造
  • 『1DAYメニコン プレミオ』シリーズ ー スマートタッチ  など

他のコンタクトレンズと差がある分、価格が高くなっていることがあります。

性能③:プラスアルファ

近視矯正用のコンタクトレンズに乱視や遠近両用の付加価値がつくと、価格が高くなることがあります。

またメーカーによっては、遠視矯正用や強度数になると高くなることもあるのです。

カラコンなども、ベースとなるクリアレンズよりも価格が高いことが多いです。

制作工場の差

制作工場の差は、以下のとおりです。

  • 自社工場
  • 制作委託
  • OEM
ゆずあん

「順番に解説しますね」

制作工場①:自社工場

自分の会社で作った工場でコンタクトレンズを製造している場合です。

良いところは、独自技術を加えたコンタクトレンズが作成できます。

その代わりに最初はコストが高いためか、価格が高いことが多いです。

制作工場②:制作委託

海外のレンズ工場に希望のレンズ規格で作ってもらいます。

工場やラインを新しく作らなくてもいい分、コストを下げることができるのです。

ただ、似たようなコンタクトレンズが他のメーカーから発売されていることも見受けられます。

制作工場③:OEM

現状販売されているコンタクトレンズをパッケージなどだけ変更して販売することもあります。

既存のレンズ規格と同じなので、安定したコンタクトを販売することができます。

価格は既存のコンタクトレンズと似たり寄ったりになることが多いです。

販売ルートの差

販売ルートの差は、以下のとおりです。

  • 眼科やコンタクト専門店のみ
  • ネットでも販売
  • 専門店以外でのみ販売
ゆずあん

「順番に解説しますね」

販売ルート①:眼科やコンタクト専門店のみ

最近増えてきたのが、このケースです。

ネットにお客様が流れないように、店頭販売店にしかコンタクトを卸さないようになっています。

ネットと比べられない分、価格は少し高い設定されていることが多いです。

販売ルート②:ネットでも販売

多くのコンタクトレンズが、このケースだと思います。

そのためネットの方が人件費や店舗維持費が不要になるため、価格が抑えることができるのです。

海外で販売されているコンタクトを個人輸入する形で販売している通販サイトは、コンタクトによっては税金の関係でとても安いものもあります。

販売ルート③:専門店以外でのみ販売

ドンキやドラッグストアーなどで、コンタクトレンズが販売されているのを見たことありませんか?

最近は、カラコンだけでなくクリアレンズも販売しているのを見かけることがあります。

どれも眼科などでは販売されていないコンタクトばかりですが、価格はとても安いのが特徴。

まとめ

ということで、なにが違うの?安いコンタクトと高いコンタクトを徹底比較について解説しました。

繰り返しになりますが、大きな違いは以下のとおりです。

  • 性能
  • 工場
  • 販売ルート

コンタクトレンズを交流する側からすると、調子が良いコンタクトを安く買えるのがベストですよね。

価格差の理由を知った上で、ネット通販サイトを利用するのがおすすめ。

以下の記事で、各コンタクトレンズの最安値サイトを紹介していますよ。

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