- コンタクトレンズ初心者
- コンタクトレンズのつけはずしが苦手
- つけはずしに便利な道具を探している
コンタクトレンズを使うときに最初の壁がつけはずしだと思います。
特に普段から目元をさわることが少ない男性は、苦手な傾向がありますよね。
お店に来るお客さんも10人のうち3人くらいは、パパッとつけはずしができちゃいます。
5人くらいは、頑張って1時間くらいでできるようになるかな。
残りの2名くらいは、1時間以上頑張ってもつけれなくて次回に持ち越しになることも…
この記事では、コンタクトレンズのつけはずしを分かりやすく説明していきます。
困ったときは、おすすめ動画やアイテムも紹介していますので参考にしてみてください。
注目
私が実際に使ってよかったコンタクトレンズを紹介。
コンタクトレンズを選ぶときには、つけ心地や見え方はもちろん。
一日使った後の乾燥感や価格も重要ですよね。
お客様や店員の評価も含めながら、ランキングにしてみました。
よかったらコンタクトレンズを選ぶときの参考にしてみてください。
ー この記事を書いた人 ー
ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)
PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル
コンタクトレンズをつけはずしをする前の準備
コンタクトレンズをつけはずしする前の準備は、以下のとおりです。
- 爪を整える
- レンズを準備
- 手を洗う
- レンズの裏表などを確認
- コンタクトレンズ装着液
「順番に解説しますね」
準備①:爪を整える
コンタクトレンズをつけはずしするときは、直接目に触れてしまうこともあります。
目やコンタクトレンズにキズをつけないためにも、爪は短く切り丸くなめらかに整えてください。
準備②:レンズを準備
コンタクトレンズの右左を間違えないためにも、先に準備しておきましょう。
コンタクトレンズが入っているブリスターも汚れていることがあるので、フタを開けておくといいですよ。
いつも自分の右側と左側にそれぞれのレンズを置くように決めておくと、左右の間違いも起こりにくいです。
目にコンタクトレンズをつける順番も「いつも右からつける」と決めておくのもおすすめ!
準備③:手を洗う
レンズにさわる前には、必ず手を石けんでよく洗いましょう。
手が汚れていると、汚れやバイ菌が目に入ることもあります。
よく水道水ですすいだ後は、レンズペーパーなどで手の水気をとってください。
タオル等の毛羽立ったモノで手をふくと、繊維が手に残ってコンタクトレンズと一緒に目に入ることもあるよ。
準備④:レンズの裏表などを確認
引用:アットコンタクトレンズ公式HP
ソフトコンタクトレンズの裏表の確認は、目につける前に必ずしてね。
裏返しでも目につくけれど、ゴロゴロしたり見え方が悪いので絶対に表向きでつけてください!
乱視用コンタクトレンズには、よく見るとガイドマークがついていることがあります。
ガイドマークは、眼科医がコンタクトレンズのフィッティングを確認するためのものです。
ガイドマークに合わせて目にコンタクトレンズをつけると、早く見え方が安定することもあります。
使用コンタクトレンズによってガイドマークが違うので、購入時に眼科医に確認してみてください。
準備⑤:コンタクトレンズ装着液
コンタクトレンズ装着液のこと知っていますか?
目薬のようなボトルに入っていて、目につける前にコンタクトレンズに1~3滴垂らすだけでグンとつけ心地が良くなります。
購入してくれたお客さんの半分以上の方が続けて使ってくれていますよ。
「コンタクトレンズ装着液は、直接目に差さずにコンタクトレンズに垂らしてね」
ソフトコンタクトレンズの装着方法
ソフトコンタクトレンズの装着方法は、以下のとおりです。
- つけ方
- はずし方
- 長い爪でのつけはずし方
「順番に解説しますね」
ソフトコンタクトレンズ①:つけ方
利き手の人差し指の先にコンタクトレンズをのせます。
「コンタクトレンズの裏表の確認も忘れずに」
鏡を見ながら利き手の中指で下のまぶたを引き下げてください。
もう一方の手の人差し指で上のまぶたを引き上げます。
「まつ毛ごとまぶたを引っ張る感じで目を開けてね」
コンタクトレンズをゆっくり黒目に近づけていきましょう。
コンタクトレンズが目にふれると冷たいけれど、頑張ってもっと目に指を近づけていきます。
コンタクトレンズの中心が黒目にふれたら、ゆっくりと指をはなしてあげてください。
まぶたを押さえた指でゆっくり目を閉じてみましょう。
まばたきをパチパチしてみてください。
「あわてて目を閉じるとコンタクトレンズがはずれちゃうよ」
コンタクトレンズをつけた反対の目を手で隠してください。
遠くを見てもらってレンズをつける前よりも良く見えたらO.K。
「ついたと思ってもコンタクトレンズが下に落ちてることもたまにあります」
遠くを見て左右の見え方に違和感がないか確認してください。
コンタクトレンズの左右や裏表を間違えると見えにくくなることもあります。
「違和感があるときは一度コンタクトレンズをはずして、もう一度つけ直してください」
ソフトコンタクトレンズ②:はずし方
まずは、コンタクトレンズが目のどこにあるか確認しましょう。
正面に鏡があるときは、少し上目づかいになるよう鏡を見よう。
利き手の中指で下まぶたを引き下げます。
利き手の人差し指と親指の腹でコンタクトレンズをつまみます。
コンタクトレンズをはずしたら、1DAYコンタクトレンズはゴミ箱に捨ててください。
2WEEKコンタクトレンズは、レンズケアをします。
レンズケアについては、以下の記事も読んでみて下さい。
ソフトコンタクトレンズ③:長い爪でのつけはずし方
爪が長い人は、コンタクトレンズをはずすとき目に当たってしまいますよね。
本当は、爪は短くしないと危ないよね。
でも、どうしても爪を切りたくない人もいます。
おすすめのつけはずし方法がありますので、以下の動画を参考にしてみて下さい。
ハードコンタクトレンズの装着方法
ハードコンタクトレンズの装着方法は、以下のとおりです。
- つけ方
- はずし方
- スポイトでのはずし方
「順番に解説しますね」
ハードコンタクトレンズ①:つけ方
つける目と反対の手の人差し指の先にコンタクトレンズをのせます。
鏡を見ながらもう一方の手の人差し指と親指で、まぶたを上下に大きく開けます。
まつ毛に当たらないように、まつ毛ごと開けるといいよ。
コンタクトレンズをゆっくりと黒目に近づけていきます。
目線がズレるとうまく黒目にのりません。
レンズがズレたときは、以下の記事を参考にしてみてください。
コンタクトレンズが目についたら、ゆっくりと目を閉じてください。
「あわてて閉じると、レンズがはずれることもあるから気を付けてね」
コンタクトレンズをつけた反対側の目を閉じてください。
その状態で遠くがコンタクトレンズをつける前よりも良く見えたら大丈夫。
両目をつけれたら左右で見え方が合っているか確認して下さい。
ハードコンタクトレンズには左右のマークがないことが多いので、必ず確認することをおすすめします。
見え方に違和感があったら、一度はずして確認してください。
「コンタクトレンズの左右がわからなくなったら、購入したお店で確認してもらうといいよ」
ハードコンタクトレンズ②:はずし方
鏡を見てコンタクトレンズの位置を確認します。
コンタクトレンズが白目にずれていたりするとはずれないので、黒目にのっているのを確認して下さい。
コンタクトレンズより大きく目を開けます。
「ハードコンタクトレンズは上下のまぶたで、挟むようにはずすので目を大きく開けるのが大事です。
はずす方の手の人差し指で目尻を横に引っ張ります。
上下のまぶたが均一に引っ張られることで、コンタクトレンズの上下にまぶたが引っかかるのです。
コンタクトレンズがまぶたに引っかかった状態で、まばたきをするとレンズがはずれます。
ハードコンタクトレンズ③:スポイトでのはずし方
ハードコンタクトを毎日はずすときにまぶたを引っ張りますよね。
でも、まぶたを引っ張ることが将来眼瞼下垂の原因になることも。
まぶたを引っ張らなくてもハードコンタクトをはずすことができるスポイトを利用することをおすすめします。
コンタクトレンズをつけるときのポイント
コンタクトレンズをつけるときのポイントは、以下のとおりです。
- 利き手の指
- できるだけ指の先
- 鏡は正面
- 指の水分
- 空気を抜こう
- つけてすぐは見えにくい
「順番に解説しますね」
つけ方ポイント①:利き手の指
コンタクトレンズをつけるときは、利き手の人差し指にのせましょう。
目につけつときに利き手の方が微調整がしやすいです。
利き手が右手なら、左目につけるときも右手の方がつけやすいです。
つけ方ポイント②:できるだけ指の先
コンタクトレンズをつけるときは、指のできるだけ先の方にのせてあげましょう。
指は先端の方が細くなっているから、目につけるときも邪魔になりにくいよね。
コンタクトレンズのつけはずしに慣れるまでは、指の先にのせることを覚えておこう。
つけ方ポイント③:鏡は正面
鏡はできる限り大きく顔の正面にくるものを選びましょう。
手鏡などを机に置いて下向きにコンタクトレンズを入れようと、まぶたが大きく開けれず目に入れにくいです。
また下を向いていることで、コンタクトレンズが目にくっつきにくいこともあります。
ポイント④:指の水分
コンタクトレンズを指にのせる前に指先の水分をふきとってください。
指に水分が多いとコンタクトレンズを目につけるときに指からレンズが離れなくなってしまいます。
自分の手のひらやハンドペーパーを使って、しっかり水分をふきとってみましょう。
つけ方ポイント⑤:空気を抜こう
コンタクトレンズと目の間に空気が入ることがあります。
目がコロコロしたら目を閉じたまま、目玉を上下左右にクルクル動かしてあげましょう。
自然と目玉とまぶたに押されて空気が抜けていきます。
つけ方ポイント⑥:つけてすぐは見えにくい
コンタクトレンズをつけてすぐは、見えにくいこともあります。
自分の涙がつけたコンタクトレンズになじむことで、少しずつ見やすくなっていきます。
「5分くらいすると馴染んでくるよ」
コンタクトレンズをはずすときのポイント
コンタクトレンズをはずすときのポイントは、以下のとおりです。
- 上目づかいで
- 下にずらす
- まばたきを
「順番に解説しますね」
はずし方ポイント①:上目づかいで
手鏡を正面よりも少し上に持つことで、自然と上目づかいになります。
コンタクトレンズをはずすときに下にずらすスペースが目にできるので、上目づかいを覚えておきましょう。
はずし方ポイント②:下にずらす
コンタクトレンズがつまみにくいときは、人差し指でレンズを下にずらしてみましょう。
白目にコンタクトレンズをずらすことで、黒目よりも白目の方がカーブがフラットなのではずしやすくなります。
また、目に爪が当たったときも黒目より白目の方が危険が少ないです。
コンタクトレンズのつけはずし慣れるまでは、しっかりレンズを下げてからつまむようにしてみましょう。
はずし方ポイント③:まばたきを
コンタクトレンズをつけていると、いつもより目が乾くことがあります。
目が乾くとコンタクトレンズが目に張りついてはずしにくいことも…
はずす前にパチパチまばたきを多めにすると、コンタクトレンズが動くようになってはずしやすくなるよ。
コンタクトレンズのつけはずし便利道具
どうしても自分の指が目に近づくと、怖くて閉じてしまいますよね。
また、指が大きかったり指をケガしているときにも便利な道具を紹介します。
直接コンタクトレンズを触らないので清潔な所もポイントです。
ひとつでつけはずしを助けてくれるので、非常時用に持っていると安心。
コンタクトレンズの使用を助けてくれるアイテムを以下の記事にまとめてみました。
コンタクトレンズがはずせなくて困ったら
コンタクトレンズがはずせなくて困ったら、以下の方法を試してみましょう。
- まばたきをしてみる
- 目薬を差してみよう
- 水に顔をつけてみる
- 眼科に行く
「順番に解説しますね」
はずせない①:まばたきをしてみよう
コンタクトレンズが乾いて目に張り付いていることがよくあります。
まばたきをパチパチすると涙がでてコンタクトレンズも潤うことで動きやすくなるよ。
はずせない②:目薬を差してみよう
まばたきのときと同じように目薬を差すことでうるおいを追加できます。
特に冬場の乾燥している季節は、目が乾きやすいのです。
「コンタクトレンズをはずす前に目薬を差すことをルーチンにするのもおすすめ!」
はずせない③:水に顔をつけてみる
どうしても指ではずせなくなったら、水を張ったタライの中に顔をつけて目を開けてみて下さい。
水の中でまばたきをパチパチしてみるのも良いです。
上手くいけば、目からレンズがはずれてくれます。
「ハードコンタクトは無くならないように気を付けて下さい」
はずせない④:眼科に行く
ここまでやって自分ではずせない場合は、眼科医に診てもらいましょう。
特にハードコンタクトレンズは、吸盤のように目に張り付いていることもあるので眼科に行くのがおすすめです。
「はずせないからとあきらめて、そのまま寝るのは危険ですよ」
もっと詳しく知りたい人は、以下の記事も読んでみて下さい。
安心・安全のために守ること
コンタクトレンズを安心安全に使用するために守ることは、以下のとおりです。
- 寝る前にはずす
- 装用時間を守る
- 取扱方法を守る
「順番に解説しますね」
守ること①:寝る前にはずす
寝る前には、コンタクトレンズを必ずはずしましょう。
コンタクトレンズをつけたまま寝ると、眼障害につながることもあります。
守ること②:装用時間を守る
コンタクトレンズの装用時間を正しく守りましょう。
装用時間には個人差があります。
眼科医の指示にしたがった時間内で使用してください。
守ること③:取扱方法を守る
取扱方法を守り正しくご使用してください。
コンタクトレンズやケア用品の取扱方法を誤ると眼障害になることも…
コンタクトレンズやケア用品は常に清潔に保ち、正しい取扱方法を守りましょう。
コンタクトレンズを使用する上で上記以外の守ることを以下の記事にまとめてみました。
まとめ
ということで、コンタクトレンズのつけはずし方について解説しました。
コンタクトレンズは、ペースメーカーと同じ高度管理医療機器です。
つけはずしも気を付けて、大切な目を守りましょう。