コンタクトレンズが目からはずせない！ズレた！？困ったときの対処方法

この記事を見ていただいているという事は、コンタクトとレンズがはずれなくて現在困っているのでは。

いろいろ頑張ってチャレンジした後かと思いますが、まずは大きく深呼吸をしましょう。

落ち着いたら、以下の記事を順番に読んでみてください。

きっと解決すると思いますよ。

コンタクトレンズが目からはずれなくなる原因

コンタクトレンズが目からはずれなるなる原因は、以下のとおりです。

原因①：目が乾いてひっついている

目が乾いたことによって、コンタクトレンズが目にくっついてしまうことがあります。

通常だと、目玉の表面には涙の層ができています。

その涙の上にコンタクトレンズは浮いているのです。

しかし、目が乾燥していると涙の層がなくなってコンタクトレンズが直接目に張りついてしまいます。

そのため、コンタクトレンズが動かなくなったり、はずれなくなるのです。

原因②：コンタクトレンズがすべってつかめない

涙が多かったり指が濡れていると、すべってコンタクトレンズが摘まめないことがあります。

また１DAY オアシス シリーズ や デイリーズ トータル ワン は、レンズ自体がなめらかでつけ心地が良いかわりに摘まみにくいことがあります。

原因③：吸盤のように目に張りついた

たまにハードコンタクトであるのが、吸盤みたいに目に張りつくことがあるのです。

ソフトコンタクトレンズと違ってハードコンタクトレンズは固いので、指でレンズをおさえたり、まぶたの力ではりつくことがあります。

目に張りついた圧着状態が長い期間続くと、圧痕（あっこん）になってコンタクトレンズのフィッティングが悪くなることがあります。

コンタクトレンズのはずし方

コンタクトレンズのはずし方は、以下のとおりです。

はずし方①：ソフトコンタクトレンズ

はずし方②：ハードコンタクトレンズ

どうしてもはずせなくなったときの対処方法

どうしてもコンタクトレンズが、はずせなくなったときの対処方法は、以下のとおりです。

対処方法①：鏡で確認

まずは、鏡を見てコンタクトレンズの位置を確認してください。

ソフトコンタクトレンズの場合レンズが目についていれば、黒目よりも少し大きいので白目の部分に見えます。

たまに、コンタクトレンズがはずれているのに頑張って目をさわって目にキズをつけることも…

ハードコンタクトレンズの場合は、黒目の上にのっているかを確認してください。

白目にレンズがズレていることもあるので、まずはレンズの位置を確認することが大事。

対処方法②：指を乾かす

指が濡れていると、すべってコンタクトレンズが摘まみにくくなります。

自分の手のひらやペーパータオルで水分を取ってください。

ティッシュやタオルなどで手を拭くと、繊維が残ってコンタクトレンズに付着することがあります。

対処方法③：まばたきをしてみよう

目やコンタクトレンズが乾いて目に張り付いているときに有効。

まばたきをパチパチすると刺激で涙がでてきます。

目だけでなくコンタクトレンズも潤うことで、はずしやすくなるよ。

対処方法④：目薬を差してみよう

まばたきのときと同じように、目薬を差すことで目やコンタクトレンズの潤いを追加します。

特に冬場の乾燥している季節は目が乾きやすいです。

外の空気の乾燥だけでなく、室内のエアコンでの乾燥も気を付けてください。

対処方法⑤：水に顔をつけてみる

どうしても指ではずせなくなったら、水を張ったタライの中に顔をつけて目を開けてみて下さい。

水の中でまばたきをパチパチしてみるのも良いです。

上手くいけば、目からレンズがはずれてくれます。

対処方法⑥：眼科に行く

ここまでやって自分ではずせない場合は、眼科医に診てもらいましょう。

特にハードコンタクトレンズは、吸盤のように目に張り付いていることもあるので眼科に行くのがおすすめです。

コンタクトレンズがまぶたの裏にズレた

コンタクトレンズがまぶたの裏にズレるときは、以下のようなときです。

まぶたの裏①：ソフトコンタクトレンズが破れたり、欠けたり、折り曲がってる

ソフトコンタクトレンズは、基本的に目についていれば黒目の上にのっています。

まばたきや目玉を動かしても黒目と一緒に移動するよ。

ただ、コンタクトレンズが破れたり・欠けたり・折り曲がっていると、レンズがまぶたに引っかかったりしてズレることがあります。

まぶたの裏にズレたソフトコンタクトレンズは取りにくいです。

困ったら無理をせず、眼科医に相談してください。

まぶたの裏②：ハードコンタクトレンズが白目にズレた

ハードコンタクトレンズは、どうしても白目にズレることがたまにありますよね。

鏡でコンタクトレンズの位置を確認して、黒目の上に戻るように移動すれば大丈夫。

以下の動画も参考にしてください。

どうしても黒目にズラせないようなら、無理をせずに眼科医に相談してください。

コンタクトレンズをはずすときの便利道具

コンタクトレンズをはずすときの便利道具は、以下のとおりです。

便利道具①：ソフトコンタクトレンズなら

ソフトコンタクトレンズをはずす便利道具は、メルルをおすすめします。

シリコン製のピンセットのような器具でソフトコンタクトレンズを摘まみます。

指よりも細く、爪が長い人でも安心して摘まむことができるよ。

使い方は、以下の動画も参考にしてみてください。

便利道具②：ハードコンタクトレンズなら

ハードコンタクトレンズをはずす便利道具は、スポイトをおすすめします。

ハードコンタクトを毎日はずすときにまぶたを引っ張りますよね。

でも、まぶたを引っ張ることが将来眼瞼下垂の原因になることも。

まぶたを引っ張らなくてもハードコンタクトをはずすことができるスポイトを利用することをおすすめします。

使い方は、以下の動画も参考にしてみてください。

まとめ：あせらずゆっくり対処しよう

ということで、コンタクトレンズが目からはずせなくなったときの原因や対処方法を解説しました。

いろいろお伝えしましたが、一番大事なのは落ち着いくことです。

はずれないからとあせると、いつまでたってもはずせないだけでなく目にキズをつけてしまう恐れもあります。

まずは、大きく深呼吸をしてみましょう。

気持ちを落ち着かせて、初めに習ったとおりゆっくり実行すればはずれます。

どうしてもはずせなくて困ったら、眼科医に相談してください。

コンタクトレンズをつけたまま寝たりすると、眼疾患になる恐れがあるので気を付けてください。