コンタクトレンズは、視力を矯正して見えやすくしてくれる便利なアイテムです。
でも、いざコンタクトレンズを買おうと思うと、
「どのレンズを選べばいいの?」
「価格が安いレンズでも大丈夫?」
「やっぱりつけ心地を重視したほうがいい?」
「乾きにくいコンタクトってあるの?」
など、迷ってしまいますよね。
実は、コンタクトレンズを使っている人が重視しているポイントは、価格だけではありません。
2026年9月に株式会社NEXER Groupが実施した調査では、コンタクトレンズ選びで最も重視されていたのは「つけ心地(快適さ)」でした。
続いて「目の乾きにくさ」「目への負担の少なさ」と、毎日の快適さや目への負担に関係する項目が上位に入っています。
そこで今回は、このアンケート結果をもとに、
- みんながコンタクトレンズ選びで重視しているポイント
- それぞれを重視する理由
- レンズ選びでチェックしたいポイント
- 自分に合うコンタクトレンズの考え方
を、現役検査員の視点からわかりやすく解説します。
「コンタクトレンズ選びで何を基準にすればいいかわからない」という方は、ぜひ参考にしてください。
コンタクトレンズ選びで重視するポイントランキング
今回の調査では、以下のような結果になりました。
| 順位 | 重視するポイント | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | つけ心地(快適さ) | 49.0% |
| 2位 | 目の乾きにくさ | 15.0% |
| 3位 | 目への負担の少なさ | 13.0% |
| 4位 | 価格 | 11.0% |
| 5位 | 安全性・品質 | 5.0% |
| 6位 | ブランド・メーカーの信頼性 | 3.0% |
| 7位 | 取り扱いやすさ | 2.0% |
| 7位 | 商品の評価・口コミ | 2.0% |
調査は、2026年9月1日~7日に、コンタクトレンズを使用することがある全国の男女100名を対象に実施されています。
特に注目したいのが、1~3位です。
「安いから」「有名だから」という理由よりも、
毎日快適に使えるか
目が乾きにくいか
目への負担を抑えられるか
といった部分を重視する人が多いことがわかります。
それでは、順位ごとに詳しく見ていきましょう。
第1位 つけ心地(快適さ)49.0%
今回の調査で圧倒的な1位だったのが「つけ心地(快適さ)」です。
なんと49.0%で、回答者のおよそ半数がコンタクトレンズを選ぶときに最も重視していました。
これは、私もコンタクトレンズ選びでは非常に大切なポイントだと考えています。
コンタクトレンズは、メガネと違って目に直接装用するものです。
そのため、
- ゴロゴロする
- 異物感がある
- 乾いて気になる
- レンズがズレる
- 長時間つけていると疲れる
といった違和感があると、せっかく視力がきれいに矯正できても快適に過ごせません。
特に仕事や学校などで長時間コンタクトを使う人は、つけた直後だけではなく、夕方まで快適に使えるかも大切です。
ただし、「つけ心地がいい」という感覚は人によって違います。
目の形や涙の状態、装用時間、レンズの素材やデザインなどによっても感じ方は変わります。
そのため、口コミだけで決めるのではなく、自分の目に合ったレンズを眼科で相談しながら選ぶことが大切です。
おすすめコンタクトレンズ
「つけ心地(快適さ)」を重視したコンタクトレンズの中でも、わたしのおすすめは以下3つです。
①:デイリーズ トータル ワン
②:ワンデー アキュビュー オアシス
③:プロクリア ワンデー
第2位 目の乾きにくさ 15.0%
第2位は「目の乾きにくさ」で15.0%でした。
コンタクトレンズを使っていて、
「朝は大丈夫なのに夕方になると目が乾く」
「パソコンを使っていると目がショボショボする」
「エアコンの部屋にいるとレンズが気になる」
という経験をしたことはありませんか?
今回の調査でも、目の乾きやすさを理由に「乾きにくいレンズを選びたい」という声が寄せられています。
特に、
- パソコンやスマホを長時間使う
- エアコンの効いた室内にいる時間が長い
- 長時間コンタクトを装用する
- もともと目が乾きやすい
という人は、乾燥による不快感が出やすくなることがあります。
レンズを選ぶときは、単純に「含水率が高い=誰でも乾きにくい」と考えるのではなく、レンズ素材や表面構造、装用時間、自分の目の状態などを総合的に考えることがポイントです。
「コンタクトで目が乾く」という人は、レンズそのものだけでなく、装用環境や使用時間も一緒に見直してみましょう。
おすすめコンタクトレンズ
「目の乾きにくさ」を重視したコンタクトレンズの中でも、わたしのおすすめは以下3つです。
①:デーリーズ トータル ワン
②:マイデイ
③:ワンデー アキュビュー オアシス MAX
第3位 目への負担の少なさ(酸素透過性など)13.0%
第3位は「目への負担の少なさ」で13.0%でした。
今回の調査では、「目にやさしいものを選びたい」「目に負担をかけたくない」という声が多く寄せられています。
コンタクトレンズは目に直接装用するものなので、快適さだけでなく、目の健康について考えることも大切です。
そこでレンズ選びでよく出てくるのが「酸素透過性」という言葉です。
酸素透過性は、コンタクトレンズがどれだけ酸素を通すかを示す指標です。特にソフトコンタクトレンズでは、素材によって酸素の通しやすさが異なります。
最近では、酸素を通しやすいシリコーンハイドロゲル素材を使ったレンズも多く販売されています。
ただし、酸素透過性だけを見て「このレンズなら絶対に目に負担が少ない」と判断することはできません。
レンズの種類、装用時間、フィッティング、目の状態なども関係します。
「目への負担をできるだけ抑えたい」という方は、素材だけでなく、自分の目に合っているかまで含めて考えるのがおすすめです。
おすすめコンタクトレンズ
「目への負担の少なさ」を重視したコンタクトレンズの中でも、わたしのおすすめは以下3つです。
①:ワンデー アキュビュー オアシス MAX
②:マイデイ
③:デイリーズ トータル ワン
第4位 価格 11.0%
第4位は「価格」で11.0%でした。
コンタクトレンズは一度買えば終わりの商品ではありません。
1DAYなら基本的に毎日交換するため、毎月・毎年の費用として考える必要があります。
そのため、
「できるだけ安く買いたい」
「少しでもコンタクト代を節約したい」
というのは、とても自然な考え方です。
特に1DAYタイプを毎日使っている場合、1箱あたりの価格差が小さくても、年間で計算すると大きな違いになることがあります。
ただし、価格だけでレンズを決めるのはおすすめしません。
今回の調査でも、価格を重視する回答の中には「つけ心地や見え方がある程度満たされているなら、安いほうがいい」という意見がありました。
つまり、
「安ければいい」ではなく「必要な性能を満たしたうえで安く買う」
という考え方が大切です。
コンタクトレンズを節約したい方は、1箱の価格だけではなく、送料や購入頻度も含めた年間費用で比較してみましょう。
おすすめコンタクトレンズ
「価格」を重視したコンタクトレンズの中でも、わたしのおすすめは以下3つです。
①:ワンデー ピュア うるおいプラス
②:プロクリア ワンデー
③:バイオトゥルー ワンデー
第5位 安全性・品質 5.0%
第5位は「安全性・品質」で5.0%でした。
コンタクトレンズは目に直接装用するものだからこそ、
「品質のしっかりしたレンズを使いたい」
「安心して使えるものを選びたい」
と考える人も少なくありません。
今回の調査でも、「品質が高いと安心して使える」「眼病を防ぐため」といった理由が挙げられています。
ここで大切なのは、価格や口コミだけで商品を選ばないことです。
コンタクトレンズにはさまざまな種類があり、使用期間や素材、レンズデザインなども異なります。
また、どんなに品質の高いレンズでも、
- 使用期間を守らない
- 1DAYレンズを再使用する
- 汚れたレンズを使う
- 違和感があるのに装用を続ける
といった使い方をしてしまえば、目のトラブルにつながる可能性があります。
レンズそのものの品質だけでなく、正しい使い方を守ることも安全なコンタクト生活には欠かせません。
おすすめコンタクトレンズ
「安全性・品質」を重視したコンタクトレンズの中でも、わたしのおすすめは以下3つです。
①:マイデイ
②:ワンデー アキュビュー オアシス MAX
③:デイリーズ トータル ワン
第6位 ブランド・メーカーの信頼性 3.0%
第6位は「ブランド・メーカーの信頼性」で3.0%でした。
コンタクトレンズには、国内外のさまざまなメーカーがあります。
初めて購入するときは、
「聞いたことのあるメーカーだから安心」
「以前から使っているメーカーだから選びやすい」
と、メーカーの知名度を基準にする人もいるでしょう。
もちろん、メーカーの実績や製品情報を確認することは、レンズ選びの参考になります。
ただ、有名メーカーだから必ず自分の目に合うとは限りません。
コンタクトレンズは、同じメーカーの商品でも素材やベースカーブ、直径、交換期間などが異なります。
そのため、「有名だから」という理由だけでなく、
「自分の目に合っているか」
「使用時間やライフスタイルに合っているか」
まで確認することが大切です。
メーカー名は判断材料のひとつとして考え、自分に合ったレンズかどうかを総合的にチェックしましょう。
おすすめコンタクトレンズ
「ブランド・メーカーの信頼性」を重視したコンタクトレンズの中でも、わたしのおすすめは以下3つです。
①:ジョンソン&ジョンソン
②:クーパービジョン
③:アルコン
第7位 取り扱いやすさ・つけ外しのしやすさ 2.0%
第7位は「取り扱いやすさ(つけ外しのしやすさ)」で2.0%でした。
コンタクトレンズ初心者にとって、実はかなり重要なポイントです。
「レンズを指に乗せるのが難しい」
「なかなか目に入れられない」
「外すときに苦労する」
という悩みを持つ人もいます。
特に初めてコンタクトを使う人は、レンズのサイズや素材によって扱いやすさが違うと感じることがあります。
また、2WEEKタイプなどは毎日の洗浄・消毒などのケアも必要になるため、単純な「つけやすさ」だけでなく、日常的に無理なく管理できるかも考えておきたいところです。
コンタクトレンズは、毎日使うものだからこそ、
「自分が無理なく扱えるか」
という視点も大切です。
特に初心者の方は、購入前に眼科で正しい装用方法や取り扱い方法を教えてもらうと安心です。
おすすめコンタクトレンズ
「取り扱いやすさ(つけ外しのしやすさ)」を重視したコンタクトレンズの中でも、わたしのおすすめは以下3つです。
①:ワンデー アキュビュー オアシス
②:プロクリア ワンデー
③:ワンデー ピュア うるおいプラス
第7位 商品の評価・口コミ 2.0%
同じく第7位だったのが「商品の評価・口コミ」で2.0%です。
ネット通販で商品を購入するとき、口コミやレビューをチェックする人は多いですよね。
コンタクトレンズでも、
「つけ心地はどう?」
「乾きやすくない?」
「夕方まで快適?」
など、実際に使った人の感想は参考になります。
特に、自分と似た使用環境の人の口コミは、レンズ選びのヒントになることがあります。
例えば、
「パソコン作業が多い人」
「長時間装用する人」
「スポーツをする人」
など、自分と似た生活スタイルの人のレビューを探してみるのもひとつの方法です。
ただし、口コミはあくまで個人の感想です。
同じレンズでも、目の形や涙の量、度数、装用時間などによって感じ方は変わります。
口コミだけで「自分にも絶対合う」と判断しないこと。
口コミは参考情報として活用し、最終的には自分の目に合うかどうかを大切にしましょう。
おすすめコンタクトレンズ
「商品の評価・口コミ」を重視したコンタクトレンズの中でも、わたしのおすすめは以下3つです。
①:デイリーズ トータル ワン
②:ワンデー ピュア うるおいプラス
③:ワンデー アキュビュー オアシス MAX
結局、コンタクトレンズは何を基準に選べばいい?
今回のランキングを見ると、上位には「つけ心地」「乾きにくさ」「目への負担」が並びました。
つまり、多くの人は単純に「安いコンタクト」を探しているのではなく、
毎日できるだけ快適に使えるコンタクト
を求めていると考えられます。
では、自分がコンタクトレンズを選ぶときは、何をチェックすればいいのでしょうか?
私は、次のような順番で考えるとわかりやすいと思います。
①まずは自分の目に合っているか
コンタクトレンズは、メガネのように「見えればOK」というものではありません。
度数だけでなく、BC(ベースカーブ)やDIAなど、レンズの規格も関係します。
②次に使用時間や生活スタイル
「短時間しか使わない」のか、
「朝から夜まで使う」のか、
「パソコン作業が多い」のか、
「スポーツで使う」のか。
使い方によって選びやすいレンズも変わります。
③そのうえでつけ心地や乾燥感をチェック
「夕方になると乾く」「ゴロゴロする」など、現在のレンズに不満がある場合は、原因を確認したうえでレンズの変更を検討しましょう。
④最後に価格や購入しやすさ
自分に必要な性能や使い方を満たしたうえで、できるだけ購入費用を抑えるのがおすすめです。
私が考える「おすすめコンタクト」の選び方
「おすすめのコンタクトを教えて」と言われることがあります。
でも、コンタクトレンズは誰にでも同じ商品をおすすめできるものではありません。
例えば、
- つけ心地を重視する人
- 乾燥しにくさを重視する人
- 長時間装用する人
- コスパを重視する人
- 乱視がある人
- パソコン作業が多い人
- 初めてコンタクトを使う人
では、選ぶポイントが変わります。
そのため「人気ランキング1位だから」という理由だけで選ぶのではなく、自分が何を一番重視したいのかを決めることが、コンタクトレンズ選びでは大切です。
例えば、つけ心地を重視するならシリコーンハイドロゲル素材のレンズも選択肢になります。
当サイトでも、1DAY・2WEEKのシリコーンハイドロゲルレンズを比較しています。
また、1DAYと2WEEKで迷っている方は、価格だけではなく、交換方法やケアの手間まで含めて比較すると選びやすくなります。
コンタクトレンズ選びで迷ったら「自分の優先順位」を決めよう
今回の調査では、
1位 つけ心地(快適さ)49.0%
2位 目の乾きにくさ15.0%
3位 目への負担の少なさ13.0%
4位 価格11.0%
5位 安全性・品質5.0%
6位 ブランド・メーカーの信頼性3.0%
7位 取り扱いやすさ2.0%
7位 商品の評価・口コミ2.0%
という結果になりました。
こうして見ると、コンタクトレンズ選びでは「価格」だけではなく、快適に使えるか、乾きにくいか、目への負担を考えられているかといったポイントが重視されていることがわかります。
ただし、ランキングで上位だからといって、そのレンズがすべての人に合うわけではありません。
コンタクトレンズは一人ひとり目の状態やライフスタイルが違うため、
「自分は何を一番重視したいのか?」
を考えて選ぶことが大切です。
「つけ心地」「乾燥」「目への負担」「価格」など、自分の優先順位を決めてからレンズを探すと、商品選びもしやすくなりますよ。
そして、現在使っているコンタクトで痛みや強い違和感、充血、見えにくさなどがある場合は、無理に使い続けず、眼科に相談してください。
快適なコンタクト生活は、自分の目に合ったレンズを正しく使うことから始まります。
ぜひ今回のランキングを参考に、自分に合ったコンタクトレンズを探してみてください。
参考調査
株式会社NEXER Groupとコンタクトレンズのレンズワンによる「コンタクトレンズ選びで重視するポイントに関するアンケート」。
調査期間:2026年9月1日~9月7日
調査対象:コンタクトレンズを使用することがある全国の男女
有効回答:100サンプル












