「あれ、スマホの文字が見えにくくなってきた……気のせい?」
その「気のせい」、実はもう気のせいじゃないかもしれません。
「コンタクトをつけているのに、近くを見るとぼやける」
「メニューを読むときに、なんとなく遠ざけたくなる」
「スマホを見ているとすぐ目が疲れる」
「夕方になると特に近くが見えにくい」
「老眼鏡をかけているところを人に見られたくない」
30代後半から40代にかけて、こういった変化に気づき始める方がとても多くなります。
そして多くの方が、こう思います。
「老眼なんて、まだ自分には関係ない」と。
でも、ちょっと待ってください。
老眼は、早い方では30代後半から始まると言われています。
「老眼=高齢者の問題」というイメージは、実は大きな誤解なのです。
わたしはコンタクトショップで現役の検査員として10年以上働いていますが
「最近近くが見えにくくなって……」とご相談に来られる方の年齢層は、ここ数年で確実に若くなっています。
この記事では、遠近両用コンタクトの「リアルな実態」を良い面も難しい面もすべて包み隠さずお伝えします。
「老眼鏡に頼りたくない」
「コンタクトを使い続けながら老眼に対応したい」という方に、ぜひ最後まで読んでほしい記事です。
- 老眼とは何か・いつ始まるのかの基礎知識
- 遠近両用コンタクトの「仕組み」と「見え方の特徴」
- 遠近両用コンタクトのメリット・デメリットを正直に解説
- 向いている人・向いていない人の見極め方
- 遠近両用コンタクトの選び方・使いこなすコツ
- 老眼鏡・遠近両用メガネとの賢い使い分け方
ー この記事を書いた人 ー

ゆずあん
(通信販売コンタクトレンズ情報 運営者)
PROFILE
・コンタクトレンズショップに勤務
・コンタクトレンズの情報や購入方法を紹介
・わたし自身もコンタクトレンズを使用中
・自称 コンタクトレンズプロフェッショナル
そもそも「老眼」とは何?30代から始まることもある理由
「老眼はまだ関係ない」と思っている方ほど、ぜひ読んでください。
老眼の正しい理解が、遠近両用コンタクトを選ぶ第一歩になります。
老眼は「目の筋肉の衰え」から始まる
目の中には「水晶体(すいしょうたい)」というレンズの役割をする部分があります。
この水晶体の厚さを変えることでピントを調節しているのが「毛様体筋(もうようたいきん)」という筋肉です。
若いうちは毛様体筋が柔軟に水晶体の厚さを変えられるため、遠くも近くも素早くピントを合わせられます。
ところが年齢とともに水晶体が硬くなり、毛様体筋の力が弱くなることで
近くにピントを合わせることが難しくなっていきます——これが老眼(老視)です。
なぜ30代から始まることがあるのか
水晶体の硬化は実は10代から少しずつ始まっています。
ただし20〜30代前半は毛様体筋の力が十分にあるため
ピント調節の低下を補えてしまい、自覚症状が出にくいのです。
30代後半になると補正能力の限界を超え始め
「近くを見ると疲れる」「スマホを遠ざけたくなる」という症状として現れ始めます。
特に近視の方は「コンタクトを外すと近くが見える」という体験から老眼の自覚が遅れがちですが
コンタクトをつけた状態での見えにくさが老眼のサインです。
老眼の「始まりのサイン」チェックリスト
以下のうち2つ以上当てはまる方は、老眼が始まっている可能性があります。
- [ ] スマホの文字を見るとき、思わず遠ざけたくなる
- [ ] コンタクトをつけているのに、近くがぼやける
- [ ] 暗い場所での近くの文字が特に読みにくい
- [ ] 近くを見たあと、遠くにピントが合うまで時間がかかる
- [ ] 夕方〜夜になると近くの見えにくさが悪化する
- [ ] 細かい作業(針仕事・スマホ入力)で目が疲れやすくなった
ゆずあん「老眼と診断されるのが怖くて眼科に行けない」という方が意外と多いです。でも老眼は病気ではなく、誰にでも起きる自然な変化です。早めに対応するほど、快適な視生活を長く維持できます。「認めたくない」より「早めに対処する」方が、絶対にあなたのためになります。
「遠近両用コンタクト」の仕組みと見え方の特徴
「遠近両用コンタクトってどうやって遠くも近くも見えるの?」という疑問に答えます。
仕組みを知ることで、遠近両用コンタクトに対する期待値が適切になります。
同心円状の「マルチフォーカルデザイン」
一般的な遠近両用コンタクト(マルチフォーカルレンズ)は
レンズの中に遠用・中間・近用のゾーンが同心円状に設計されています。
見るものの距離に応じて脳が必要なゾーンを自動的に選択し、焦点を合わせます。 これを「同時視」といいます。
遠近両用眼鏡のように「上が遠用・下が近用」という棲み分けではなく
レンズ全体で同時に複数の距離をカバーするため、目線を上下に動かす必要がありません。
「見え方の特徴」——正直に言います
遠近両用コンタクトは「遠くも近くも完璧に見える魔法のレンズ」ではありません。
正直にお伝えするべき特徴があります。
良い特徴
- 老眼鏡を外したりかけたりする手間が不要
- 自然な見た目で視力矯正をしていることがわかりにくい
- 顔を上下に動かさなくていい(遠近両用眼鏡のような不自然さがない)
- 1DAY・2WEEKのラインナップがあり選択肢が豊富
正直な特徴
- 単焦点レンズ(通常のコンタクト)と比べると、遠くも近くも「完璧なクリアさ」ではない
- 慣れるまでに時間がかかる方が多い(1〜4週間程度)
- コントラストが多少下がることがある
- 夜間の光のにじみ(ハロー・グレア)が出やすい方がいる
- すべての方に合うわけではない(向き不向きがある)
「少し妥協した見え方を受け入れる代わりに、老眼鏡なしの生活を手に入れる」
——これが遠近両用コンタクトのポイントです。
遠近両用コンタクトの「メリット・デメリット」——本音で語ります
メリット5つ
① 老眼鏡をかけ外しする手間がなくなる
コンタクトをつけているだけで、遠くも近くも見えるようになります。
「レストランでメニューを読むたびに老眼鏡を出す」
「スマホを見るたびにかけ外しする」という煩わしさから解放されます。
② 見た目が変わらない
老眼鏡をかけているところを見られたくない、という心理は多くの方が持っています。
遠近両用コンタクトなら外見上まったく変わらないため
「老眼を周囲に知られたくない」という方にとって大きなメリットです。
③ スポーツ・アクティブな場面で便利
テニス・ゴルフ・ヨガ・料理など、メガネが邪魔になる場面でも快適に視力矯正ができます。
老眼鏡と通常コンタクトの組み合わせでは不便な場面も、遠近両用コンタクト一枚でカバーできます。
④ 旅行・外出がシンプルになる
老眼鏡を持ち歩く必要がなくなり、バッグの中がすっきりします。
「老眼鏡を忘れた」「どこにしまったかわからない」というプチストレスから解放されます。
⑤ 1DAYタイプがあり衛生的・試しやすい
遠近両用コンタクトにも1DAYタイプがあります。
「まず試してみたい」という方には
1DAYから始めることで初期コストを抑えながら自分に合うかどうかを確認できます。
デメリット5つ(正直に伝えます)
① 単焦点レンズと比べるとクリアさが劣ることがある
複数の焦点をひとつのレンズに組み込む設計上
遠くも近くも「通常のコンタクトほど鮮明」ではないことがあります。
「完璧なクリアさ」を求める方には、慣れるまでに違和感を感じることがあります。
② 慣れるまで時間がかかる
多くの方が「最初の1〜2週間は慣れなかった」とおっしゃいます。
脳がレンズの設計を学習するのに時間がかかるため、少なくとも2〜4週間は試してみることが必要です。
「1日つけてみてダメだった」という判断は早すぎます。
③ 夜間の見え方が変わることがある
夜間の光(車のライト・街灯など)がにじんで見えるハロー・グレア現象が出やすくなることがあります。
夜間の運転をよくする方は、この点を特に眼科医に相談することをおすすめします。
④ 価格が通常レンズより高め
遠近両用コンタクトは通常の単焦点レンズより1箱あたり1,000〜3,000円程度高い傾向があります。
ただし老眼鏡の購入費用・老眼鏡と通常コンタクトの組み合わせにかかる費用と比較すると
必ずしも高くはないケースもあります。
⑤ すべての方に合うわけではない
老眼の程度・元の度数・目の状態・生活スタイルによっては
遠近両用コンタクトが向いていないケースがあります。 眼科でのトライアルレンズ試用が必須です。
「通販で自己判断で購入する」のは避けてください。
「向いている人・向いていない人」——自分はどっちか確認しよう
遠近両用コンタクトには向き不向きがあります。
自分がどちらに当てはまるかを確認してから、眼科への相談に進みましょう。
遠近両用コンタクトが向いている人
✅ 老眼の程度が軽〜中程度の方
老眼が進みすぎると、遠近両用コンタクトだけでの対応が難しくなることがあります。
「近くを見ると少し疲れる」「スマホを遠ざけたくなる」という初期〜中期の老眼の方に最も向いています。
✅ 遠くの見え方をある程度妥協できる方
「完璧な視界より、老眼鏡なしの便利さを取りたい」という優先順位の方には向いています。
✅ アクティブなライフスタイルの方
スポーツ・アウトドア・料理・DIYなど、メガネが不便な場面が多い方には特におすすめです。
✅ 仕事でPCとスマホを交互に使う方
デスクワークで「PC画面(中距離)→スマホ(近距離)→会議室のスクリーン(遠距離)」を行き来する方には
遠近両用コンタクトが日常の煩わしさを大幅に減らしてくれます。
✅ 慣れる時間を持てる方
最初の2〜4週間の慣れ期間を受け入れられる方は、適応後の快適さを得やすいです。
遠近両用コンタクトが向いていない人
❌ 夜間運転が多い方
ハロー・グレア現象が気になりやすい夜間の運転をよくする方は、遠近両用コンタクトが合わないケースがあります。
❌ 細かい作業・精密な見え方が必要な方
精密な手作業・楽器演奏・細かいデザイン作業など、極めて精密な視力が求められる作業をよくする方には
単焦点レンズ+老眼鏡の組み合わせの方が適している場合があります。
❌ 老眼が進んでいない方
「まだ老眼じゃないかも」という段階では、まだ通常のコンタクトで対応できる可能性が高いです。
眼科で老眼の程度を確認してから判断しましょう。
❌ 「完璧な視界」にこだわりがある方
「単焦点レンズのようにくっきり見えないと嫌だ」という方は、慣れるまでのストレスが大きい可能性があります。
遠近両用コンタクトの「選び方」——現役検査員がおすすめするポイント
「遠近両用コンタクトを試してみたい」と決めた方のために、選び方のポイントをお伝えします。
ポイント①「必ず眼科でトライアルレンズを試してから購入する」
遠近両用コンタクトは、自己判断での購入は絶対に避けてください。
「老眼の度数(加入度数・ADD)」は眼科の検査でしか正確に測定できません。
また遠近両用コンタクトは素材・設計によって見え方が大きく異なるため
実際に装用して確認することが必須です。
眼科でいくつかのトライアルレンズを試させてもらい
「自分の目と生活スタイルに合った1枚」を見つけることが、遠近両用コンタクト成功の最大のポイントです。
ポイント②「まず1DAYから試す」
遠近両用コンタクトを初めて試す方には、1DAYタイプから始めることをおすすめします。
理由は2つあります。
まず「合わなかったとき」のリスクが最小限で済むこと。
もうひとつは、毎日新鮮なレンズで試せるため慣れの過程が正確に把握できることです。
慣れてきてから2WEEKタイプへの切り替えを検討しても遅くはありません。
ポイント③「加入度数(ADD)の選び方」
遠近両用コンタクトには「加入度数(ADD)」という老眼矯正のための度数があります。
一般的に「LOW(低)・MID(中)・HIGH(高)」の3段階で設定されており、老眼の程度に応じて選びます。
| 加入度数 | 老眼の程度 | 特徴 |
|---|---|---|
| LOW(+1.00〜+1.50) | 老眼の初期 | 遠くのクリアさを保ちやすい |
| MID(+1.75〜+2.00) | 中程度の老眼 | バランスが取れている |
| HIGH(+2.25以上) | 進んだ老眼 | 近くは見やすいが遠くに慣れが必要 |
「老眼が進んでいるから高い加入度数を選べばいい」とは限りません。
高い加入度数は近くは見やすくなりますが、遠くの見え方に影響が出やすくなります。
必ず眼科の検査結果と医師のアドバイスに従って選んでください。
おすすめ遠近両用コンタクト比較
| レンズ名 | タイプ | 特徴 | こんな方に |
|---|---|---|---|
| ワンデー オアシス MAX マルチフォーカル | 1DAY | ブルーライトカット+最高峰の装用感 | 快適さと機能性を最優先する方 |
| デイリーズ トータル ワン マルチフォーカル | 1DAY | 摩擦ゼロ設計で長時間快適 | 乾きが気になる方・長時間装用の方 |
| プロクリア ワンデー マルチフォーカル | 1DAY | 高含水でしっとり・コスパ良好 | 初めて遠近両用を試す方 |
| アキュビュー オアシス マルチフォーカル | 2WEEK | Dk/t 147の高酸素・コスパ重視 | 毎日使う・コストを抑えたい方 |
| エアオプティクス プラス ハイドラグライド マルチフォーカル | 2WEEK | 長時間の潤い持続 | 2WEEKでコスパよく使いたい方 |
遠近両用コンタクトを「使いこなす」コツ——慣れるための5つのポイント
「遠近両用コンタクトを試してみたけど、なんかしっくりこない」という方のために
慣れるためのコツをお伝えします。
コツ①「最低2〜4週間は試し続ける」
遠近両用コンタクトに慣れるには脳の学習時間が必要です。
「1日つけてみてダメだった」で諦めるのは早すぎます。
多くの眼科医が「最低2〜4週間は継続して試してほしい」とおっしゃっています。
慣れの途中で「なんか変な感じ」という感覚は正常です。焦らず続けましょう。
コツ②「最初は日常生活のシーンから慣れる」
最初から「夜間の運転」「精密な作業」から試すのではなく
まず「日常の買い物」「PC作業」「スマホ閲覧」といった普段の場面から使い始めましょう。
日常生活でまず慣れてから、徐々に特殊なシーンに広げていくのが順番です。
コツ③「見え方の変化を日記に記録する」
「今日の見え方は昨日より良くなった気がする」という小さな変化を記録することで、慣れの進歩を可視化できます。
「全然変わらない気がする……」と感じていても、1週間後に見返すと改善していることが多いです。
記録が「もう少し続けよう」というモチベーション維持にもつながります。
コツ④「照明の明るさを意識する」
遠近両用コンタクトは、明るい環境の方が見え方が安定しやすいです。
特に近くを見る作業(読書・スマホ)は、照明を明るくするだけで見え方が改善することがあります。
コツ⑤「どうしても合わなければ眼科に相談する」
4週間試しても「どうしても見え方が不快」という場合は
加入度数・レンズの種類を変えることで改善するケースがあります。
「自分には遠近両用コンタクトは向いていない」と判断する前に、眼科で別の選択肢を相談してみましょう。
設計の異なる複数のブランドを試すことで、ぴったりの1枚が見つかることも多いです。



「最初の1週間はなんか違う感じがしたけど、2週間続けたらすごく快適になった」というお客様のお声をよく聞きます。遠近両用コンタクトは「慣れれば本当に便利」というのが、現場の実感です。諦めずに続けてみてください。
「遠近両用コンタクト vs 老眼鏡 vs 遠近両用眼鏡」——どれが自分に向いている?
「遠近両用コンタクトだけが選択肢じゃない」ということも、きちんとお伝えしたいと思います。
3つの選択肢を比較
| 選択肢 | メリット | デメリット | こんな方に |
|---|---|---|---|
| 遠近両用コンタクト | 外見が変わらない・老眼鏡不要 | 慣れが必要・価格高め | アクティブ・見た目を気にする方 |
| 老眼鏡(老眼鏡単体) | 近くを見るときだけ使う・安価 | かけ外しの手間・持ち歩きが必要 | たまにしか近くを見ない方 |
| 遠近両用眼鏡 | 安定した視力矯正 | 上下で見え方が変わる慣れが必要 | コンタクトを使っていない方 |
| 単焦点コンタクト+老眼鏡 | それぞれの見え方がクリア | 老眼鏡の持ち歩きが必要 | 完璧な視界を優先する方 |
| モノビジョン(片目遠用・片目近用) | 老眼鏡不要・慣れれば快適 | 両目の見え方バランスに慣れが必要 | 遠近両用が合わない方の代替案 |
「モノビジョン」という選択肢も知っておこう
遠近両用コンタクトが合わない方の選択肢として、モノビジョンという方法があります。
片目(利き目)に遠用の度数、もう片方の目に近用の度数を入れることで
脳が自動的に必要な目を選択して使うという方法です。
慣れるまでに時間がかかり、立体感や奥行き感が変わることがありますが
遠近両用コンタクトでは見えにくかった方がモノビジョンで快適になるケースもあります。
眼科で「遠近両用コンタクトが合わない」と判断された場合に相談してみてください。
よくある質問(Q&A)——遠近両用コンタクトのギモンを解決
Q. 遠近両用コンタクトはいつから使い始めるべき?
A. 「近くを見るのが以前より疲れるようになった」と感じ始めたタイミングが、検討を始めるサインです。
老眼の初期段階から使い始めることで、加入度数が低い状態から慣れることができ
適応しやすいと言われています。
「まだ老眼じゃないかも」と思っているうちに眼科に相談することをおすすめします。
Q. 老眼が始まったら、今まで使っていた近視用コンタクトはどうなるの?
A. 今まで使っていた近視用(単焦点)コンタクトはそのまま使えますが、近くの見えにくさは改善されません。
選択肢は大きく3つです。
①遠近両用コンタクトに切り替える
②単焦点コンタクトのまま老眼鏡を追加する
③モノビジョン処方に切り替える。
どれが自分に合うかは、眼科で相談して決めることをおすすめします。
Q. 遠近両用コンタクトで車の運転はできますか?
A. 多くの方は問題なく運転できますが、夜間の運転ではハロー・グレア現象が気になる方がいます。
まず昼間の運転から試してみて
夜間の見え方を確認してから夜間運転に使うかどうか判断することをおすすめします。
不安な方は眼科医に相談してください。
Q. 遠近両用コンタクトと老眼鏡を併用してもいい?
A. 状況によって使い分けることは問題ありません。
精密な細かい作業・長時間の読書など「特に近くの鮮明さが重要な場面」では
遠近両用コンタクトの上から老眼鏡を使う方もいます。
日常生活は遠近両用コンタクトだけでこなし
特殊な場面だけ老眼鏡を使う「ハイブリッド運用」も賢い選択です。
Q. 遠近両用コンタクトは眼科の処方なしで通販で買えますか?
A. 法律上は処方箋の提出義務はありませんが、遠近両用コンタクトは特に眼科での処方が重要です。
加入度数の設定は眼科の検査でしか正確に決められず
自己判断で購入すると「見えにくい・頭痛・疲れ目」の原因になります。
必ず眼科でトライアルレンズを試して、自分に合った加入度数・ブランドを確認してから購入してください。
まとめ:「老眼を認めて、向き合うことが、快適な視生活への一歩」
この記事でお伝えしてきたことを最後に整理します。
老眼は30代後半から始まることがある自然な変化です。
「まだ関係ない」と放置するより、早めに対処した方が快適な視生活を長く維持できます。
遠近両用コンタクトについて、改めて整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている方 | 老眼初期〜中期・アクティブな方・見た目を気にする方 |
| 向いていない方 | 夜間運転が多い方・完璧な視界にこだわる方 |
| 慣れるまでの期間 | 2〜4週間(個人差あり) |
| まず試すべきタイプ | 1DAYタイプ(リスク最小) |
| 絶対守ること | 眼科でトライアルレンズを試してから購入 |
遠近両用コンタクトは「夢の解決策」でも「使いものにならないもの」でもありません。
正しく試して、正しく慣れれば、老眼鏡なしで快適に過ごせる毎日を手に入れられる可能性が十分にあります。
「老眼を認めたくない」という気持ちはよくわかります。
でも、早めに向き合って正しく対処することが、10年後・20年後の快適な視生活を守ることにつながります。
まず今日できることを一つ——眼科に「最近近くが見えにくくなった」と相談の予約を入れること。
それだけで、あなたの視生活の新しいページが始まります。
あなたの目が、これからも快適にクリアな世界を見続けられることを現役検査員として心から願っています。
「遠近両用を試してみました!」「慣れたらすごく楽になりました」など、ぜひ教えてくださいね💕
みなさんの体験が、同じ悩みを持つ方の背中を押します!

