「どちらもシリコーンHGの2WEEKなのに、メーカーが違うと何が変わるの?」
2WEEKのシリコーンHGレンズを比較していると、アルコンとボシュロムという2大メーカーのこのペアが候補に上がります。
- 「トータル14の生感覚って、アクアロックスでも体験できるの?」
- 「含水率の『コア55%/表面ほぼ100%』と『46%均一』って、どう違うの?」
- 「Class1 UVカットがあるのはどちら?」
- 「乱視があるけど、2WEEKでどちらかに乱視用はある?」
わたしは現役のコンタクト検査員として、この2つを比べた方に「どちらの技術思想が自分の目に合うかが選択のポイント」とお伝えしています。
トータル14(アルコン)は水のグラデーション構造で「生感覚」を追求した2WEEK、アクアロックス2WEEK(ボシュロム)はモイスチャーシールテクノロジーで乾燥に対抗する2WEEKです。
同じシリコーンHGでもうるおいの作り方・含水率の構造・UVカット基準が異なります。
スペック一覧——横並びで確認
| 項目 | トータル 14 | アクアロックス(2WEEK) |
|---|---|---|
| メーカー | アルコン | ボシュロム |
| 素材 | シリコーンHG | シリコーンHG(セノフィルコンA) |
| 技術名 | ウォーターグラジェント構造+ポリマーナノファイバー | モイスチャーシールテクノロジー |
| 含水率の構造 | コア55%/表面ほぼ100%(二層構造) | 46%(均一) |
| Dk値 | 154 | 114 |
| 汚れ・細菌対策 | ポリマーナノファイバー(14日間) | — |
| UVカット | あり(Class1:UVB99%・UVA90%) | — |
| 乱視用 | あり | あり |
| 参考価格(6枚) | 3,000〜4,000円程度 | 3,000〜4,200円程度 |
ゆずあん最大の注目ポイントは「含水率の構造の違い」と「UVカット」です。トータル14はコア55%・表面ほぼ100%という二層構造で「生感覚」を生み出し、さらにClass1という最高基準のUVカットを持ちます。アクアロックスは46%均一でモイスチャーシールにより乾燥に対抗します。「どちらのアプローチが自分の目の悩みに近いか」で選択が変わります。
技術の違い——「生感覚の二層構造」vs「モイスチャーシールの乾燥対策」
トータル14:「ウォーターグラジェント構造」——コアと表面で含水率を変える
- コア55%・表面ほぼ100%という二層設計で「まるで何もつけていないような感覚(生感覚)」を目指す
- ポリマーナノファイバーが14日間、細菌や汚れの付着を防ぐ
- Class1 UVカット(UVB99%・UVA90%)という最高基準
アクアロックス:「モイスチャーシールテクノロジー」——46%均一でうるおいを閉じ込める
- 独自のモイスチャーシールテクノロジーで、シリコーンHGのうるおいを長時間維持する設計
- Dk値114という高い酸素透過性をシリコーンHGで実現
- 含水率46%という均一設計でシンプルに快適さを追求
トータル14(ウォーターグラジェント):
「コアと表面で含水率を変え、表面だけを涙そのもののように」
→ 「生感覚」という独自体験を2WEEKで実現
アクアロックス(モイスチャーシール):
「46%均一のシリコーンHGにモイスチャーシールでうるおいを閉じ込める」
→ シンプルにシリコーンHGの乾燥対策を最大化
| トータル14 (ウォーターグラジェント) | アクアロックス (モイスチャーシール) |
|---|---|
| 「コアと表面で含水率を変え、表面だけを涙そのもののように」 → 「生感覚」という独自体験を2WEEKで実現 | 「46%均一のシリコーンHGにモイスチャーシールでうるおいを閉じ込める」 → シンプルにシリコーンHGの乾燥対策を最大化 |
UVカットで比較——Class1認定の重み
トータル14:Class1 UVカット(UVB99%・UVA90%)
コンタクトレンズのUVカット性能で最高クラスの「Class1」を取得しています。 具体的な数値が明示されており、屋外活動が多い方の安心材料として非常に明確です。
アクアロックス:UVカットは限定的・明記しづらい
アクアロックス2WEEKについては、UVカット機能の明確な表記が確認しづらい状況です。 UVカットを重視する方には、トータル14の方が選択の根拠として明確です。
プラスポイント・マイナスポイント
トータル14のプラスポイント
① Class1 UVカット(UVB99%・UVA90%)という最高基準
2WEEKレンズでこれほど明確なUVカット基準を持つレンズは珍しいです。
② ウォーターグラジェント構造による「生感覚」
14日目まで「何もつけていない感覚」を追求した二層設計は、この技術思想ならではです。
③ ポリマーナノファイバーによる14日間の汚れ対策
④ 乱視用ラインナップがある
トータル14のマイナスポイント
① 毎晩のケアが必要
アクアロックス2WEEKのプラスポイント
① Dk値114という高い酸素透過性
シリコーンHGとして高水準の酸素透過性が公開数値で確認できます。
② モイスチャーシールテクノロジーによる乾燥対策
シリコーンHGのうるおいを長時間維持する独自技術です。
③ ボシュロムというグローバルブランドの信頼性
④ 乱視用ラインナップがある
アクアロックス2WEEKのマイナスポイント
① UVカット機能がない
トータル14のClass1と比べると、UVカットの安心感という点では弱い部分があります。
② 「生感覚」という独自体験はない
均一含水率46%のため、二層構造のトータル14が生み出す「表面ほぼ100%高含水」という体験はできません。
年間コスト
| レンズ | 1箱(6枚)の価格 | 年間コスト目安(両眼) |
|---|---|---|
| トータル 14 | 3,500円(中間値) | 約56,000円 |
| アクアロックス(2WEEK) | 3,600円(中間値) | 約57,600円 |
→ 価格帯はほぼ同等。選択基準は「技術の方向性」と「UVカット」になります。
こんな方にはトータル14がおすすめ
こんな方にはトータル14:
- 「生感覚(何もつけていない感覚)」を2WEEKで体験したい
- Class1という最高基準のUVカットにこだわりたい
- 14日間の汚れ対策も重視したい
- 乱視があって水のグラデーション技術を使いたい
こんな方にはアクアロックスがおすすめ
こんな方にはアクアロックス(2WEEK):
- Dk値114という酸素透過性を重視したい
- モイスチャーシールという独自技術の乾燥対策を試したい
- 「生感覚」よりも「シンプルな高酸素透過率」を求めたい
- ボシュロムシリーズで統一したい
まとめ:「Class1 UVと生感覚」か「Dk114の公開値と乾燥対策」か
| 比較ポイント | トータル 14 | アクアロックス(2WEEK) |
|---|---|---|
| 含水率の構造 | コア55%/表面ほぼ100% | 46%(均一) |
| Dk/酸素透過性 | Dk/t値 154 | Dk値114 |
| UVカット | Class1(UVB99%・UVA90%) | – |
| 乱視用 | あり | あり |
| 年間コスト目安 | 約56,000円 | 約57,600円 |
選び方のポイント
「Class1 UV・生感覚・汚れ14日対策」
→ トータル 14
「Dk114の公開数値・シンプルなシリコーンHG乾燥対策・ボシュロム統一」
→ アクアロックス(2WEEK)
価格帯がほぼ同じこの2つ——「何を最優先するか」で選択が決まります。
迷ったら眼科でトータル14のトライアルをまず試してみることをおすすめします。
あなたにとっての「2週間ずっと快適」が見つかることを、現役検査員として心から願っています!
「トータル14の生感覚、Class1 UVカットも嬉しい!」「アクアロックスのDk114、公開数値があると安心」など、ぜひ教えてくださいね💕





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