ワンデー アキュビュー オアシス MAX と デイリーズ トータル ワン、結局どっちがいいの?最新世代1DAY同士を現役検査員が徹底比較します

当ページのリンクには広告が含まれています。

「コンタクト選びで一番悩む『2強対決』、それがこのカードだと思うんです」

コンタクトショップでこの2つの名前を見て、こんな風に迷ったことはありませんか?

  • 「アキュビューオアシスMAXとデイリーズトータルワン、どっちも『最高水準』ってアピールしてるけど何が違うの?」
  • 「『生レンズ』ってCMで聞くけど、実際どんな感覚なの?」
  • 「Dk/tの数字を見たら、トータルワンの方が高い。これって差が出るの?」
  • 「アキュビューオアシスMAXの新しいブルーライトカット機能って、どんなもの?」
  • 「どちらも高いレンズだから、失敗したくない」

ワンデーアキュビューオアシスMAX(ジョンソン・エンド・ジョンソン)とデイリーズトータルワン(アルコン)は、それぞれ**最新世代の技術を惜しみなく投入した「フラッグシップ1DAYレンズ」**です。

わたしはコンタクトショップで現役の検査員として10年以上働いていますが、「一番良いレンズが欲しい」というご相談で、最終的にこの2つのどちらかに絞られるケースは本当に多いです。

そして実際にお話を伺っていくと、**「TearStableテクノロジーが合う方」と「ウォーターグラジェント構造が合う方」で、はっきり分かれることに気づきます。

この記事では、アキュビューオアシスMAXとデイリーズトータルワンを「素材技術・スペック・UVカット・ブルーライトカット・価格」など、現役検査員の視点で徹底的に比較します。

「最高峰の2レンズ、結局どっちを選べばいいのか」——この記事を読み終わった頃には、きっと答えが見えてくるはずです。

ワンデー オアシス MAX

ワンデー アキュビュー オアシス MAX

トータル ワン

デイリーズ トータル ワン

この記事でわかること

  • アキュビューオアシスMAXの「TearStableテクノロジー」とは何か
  • デイリーズトータルワンの「ウォーターグラジェント構造」とは何か
  • スペック(Dk/t・含水率・直径・UVカット)の徹底比較
  • それぞれの「プラスポイント」「マイナスポイント」
  • ブルーライトカット機能の違い
  • 「こんな方にはオアシスMAX」「こんな方にはトータルワン」の判断基準

目次

H2① まずは基本情報を比較——スペック一覧表

最初に、2つのレンズの基本スペックを並べて見てみましょう。

ワンデーアキュビューオアシスMAX vs デイリーズトータルワン スペック比較表

項目ワンデー アキュビュー オアシス MAXデイリーズ トータル ワン
メーカージョンソン・エンド・ジョンソンアルコン
発売2024年7月(最新世代)
素材シリコーンハイドロゲルシリコーンハイドロゲル(delefilcon A)
構造TearStableテクノロジーウォーターグラジェント構造
含水率38%コア33%/表面80%以上(ほぼ100%)
Dk/t(酸素透過率)121(Dk値103)156(-3.00Dの場合)
ベースカーブ8.4mm8.5mm / 8.8mm
直径(DIA)14.1mm
UVカットあり(HEVフィルター搭載)あり
ブルーライトカット55〜60%以上カット(380〜450nm)
1箱あたり枚数30枚/90枚30枚/90枚
乱視用ありあり
遠近両用あり(マルチフォーカル)あり(マルチフォーカル)
ゆずあん

注目してほしいのは「Dk/tの数値」「含水率の構造」です。デイリーズトータルワンのDk/t 156は1DAYシリコーンハイドロゲルの中でもトップクラス。一方、アキュビューオアシスMAXは独自の「TearStableテクノロジー」で、Dk/tの数値以上の快適さを追求しています。数字だけでなく「どうやってうるおいを実現しているか」に注目すると、選び方が変わってきます。


「TearStableテクノロジー」vs「ウォーターグラジェント構造」——うるおいの仕組みの違い

ワンデーアキュビューオアシスMAX:「TearStableテクノロジー」——涙と一体化する設計

アキュビューオアシスMAXの最大の特徴は、「TearStable(ティアステイブル)テクノロジー」です。

これは、保湿成分をレンズ全体に行き渡らせることで、涙の層をレンズと一体化させ、安定させるという技術です。

TearStableテクノロジーの特徴:

  • 装着から夕方まで、うるおいキープを目指す設計
  • 「摩擦ゼロ」が持続するという特徴
  • 涙液層全体を「安定させる」というアプローチ

これは、前世代の「ワンデーアキュビューオアシス」で採用されていたHydraLuxeテクノロジーをさらに進化させたものと位置づけられています。

デイリーズトータルワン:「ウォーターグラジェント構造」——中心と表面で含水率を変える

デイリーズトータルワンの最大の特徴は、「ウォーターグラジェント(水分傾斜)構造」という、世界初の二層構造設計です。

ウォーターグラジェント構造の特徴:

  • レンズの中心部(コア)は含水率33%——適度な硬さで形状を保持し、扱いやすい
  • レンズの表面は含水率80%以上(ほぼ100%)——涙のようなうるおいをキープ
  • さらに「スマーティアーズ™テクノロジー」によって、涙液にも含まれる成分「フォスファチジルコリン」をレンズに配合

わかりやすく言うと:

「扱いやすい芯(コア)」と「涙そのもののような表面」を一枚のレンズで両立させた、まったく新しい発想の構造です。 ヨーロッパでの先行調査では、90%以上の人が「まるで何もつけていないようなつけ心地」と評価したというデータもあります。

2つの技術の発想の違いをイメージで比較

ワンデーアキュビューオアシスMAX
(TearStableテクノロジー)
デイリーズトータルワン
(ウォーターグラジェント構造)
「レンズ全体に保湿成分を行き渡らせて、涙と一体化させる」
 → 装着から夕方までの「安定」を重視
「中心と表面で含水率を変えて、扱いやすさとうるおいを両立する」
 → 「生感覚」という独自のつけ心地を重視

どちらも「乾燥・摩擦をなくす」という目標に向けて、それぞれまったく異なる構造的アプローチを取っているのが興味深いポイントです。

ワンデー オアシス MAX

ワンデー アキュビュー オアシス MAX

トータル ワン

デイリーズ トータル ワン

それぞれの「プラスポイント」と「マイナスポイント」

ワンデーアキュビューオアシスMAXのプラスポイント

① ブルーライトカット機能を搭載

380〜450nmの短波長光(ブルーライト系)を約55〜60%以上カットする「HEVフィルター」を搭載しています。 デイリーズトータルワンにはこの機能は明記されていません。

② 酸素流量率が裸眼時の約98%

角膜に届く酸素量ベースで、裸眼に非常に近い酸素供給を実現しているとされています。

③ 「123」の表記で裏表が区別しやすい

日常の取り扱いやすさという観点で、細やかな配慮がされています。

④ 乱視用・遠近両用の両方が充実

ラインナップの幅広さは大きな強みです。

ワンデーアキュビューオアシスMAXのマイナスポイント

① Dk/t 121——トータルワンの156と比べると数値はやや下

酸素透過率の数値だけで見ると、デイリーズトータルワンに劣ります(ただしDk/t 100以上であれば実用上の差は小さいとされています)。

② 価格帯はやや高め

乱視用30枚あたり4,200円〜・マルチフォーカル30枚あたり5,945円〜という価格帯は、最新世代として相応の価格設定になっています。


デイリーズトータルワンのプラスポイント

① Dk/t 156——1DAYシリコーンハイドロゲルでトップクラスの酸素透過率

従来のコンタクトレンズと比べて6倍の酸素を目に届けるとされており、酸素不足による充血を防ぐ効果が期待できます。

② ウォーターグラジェント構造による「生感覚」

90%以上のユーザーが「何もつけていないような感覚」と評価した、独自の二層構造です。

③ 90枚入りパッケージでまとめ買いができる

コスパを重視する方にとって、大容量パッケージは魅力的な選択肢です。

④ 乱視用でもレンズコアの約70倍の柔らかさ

乱視用ラインナップでも、表面のやわらかさによる摩擦軽減を実現しています。

デイリーズトータルワンのマイナスポイント

① ブルーライトカット機能の明記がない

アキュビューオアシスMAXのようなブルーライトカット機能は、製品情報として明記されていません。

② レンズコアの含水率33%という低さに注意が必要な場合も

表面は高含水ですが、コア部分は低含水という特殊な構造のため、「レンズ全体が高含水」と誤解しないようにしましょう(これは欠点ではなく構造上の特徴です)。


こんな方にはワンデーアキュビューオアシスMAXがおすすめ

✅ アキュビューオアシスMAXが向いている方チェックリスト

  • [  ] PC・スマホを長時間使う仕事・生活スタイルで、ブルーライト対策もしたい
  • [  ] 「装着から夕方まで」の安定したうるおいを重視したい
  • [  ] 乱視・老眼の両方に対応したラインナップから選びたい
  • [  ] 紫外線・ブルーライトなど「光」全般への対策を重視したい
  • [  ] 最新世代の技術を試してみたい

アキュビューオアシスMAXは「うるおいの安定」「ブルーライト・UV対策」同時に求める方に特にマッチします。


こんな方にはデイリーズトータルワンがおすすめ

✅ デイリーズトータルワンが向いている方チェックリスト

  • [  ] 酸素透過率の数値を最優先したい(Dk/t 156)
  • [  ] 「何もつけていないような感覚」を一度体験してみたい
  • [  ] 長時間装用(10時間以上)が多い
  • [  ] 90枚入りなどでコスパよくまとめ買いしたい
  • [  ] ドライアイが強く、これまで多くのレンズを試してきた

デイリーズトータルワンは「酸素透過率トップクラス」「生感覚」という、長時間装用での快適さを最優先する方に特にマッチします。


価格・コスパで比較する

価格帯の目安(参考)

レンズ名1箱(30枚)の価格目安1日あたりのコスト目安
ワンデー アキュビュー オアシス MAX4,200円〜(乱視用)/5,945円〜(マルチフォーカル)約140円〜
デイリーズ トータル ワン4,000〜5,500円程度約133〜183円

※価格は販売店・キャンペーンによって変動します。購入時は最新価格をご確認ください。

コスパの考え方

どちらも「フラッグシップモデル」として、1DAYレンズの中では価格帯が高めに位置しています。

デイリーズトータルワンもアキュビューオアシスMAXも90枚入りパッケージが用意されているため、まとめ買いによる1枚あたりのコスト削減を考えている方には選択肢が広がります。

アキュビューオアシスMAXはブルーライトカット機能も含めた総合的な機能性を考えると、「複数の機能を1枚で済ませたい」という方にとってコスパの良さを感じられる可能性があります。

ワンデー オアシス MAX

ワンデー アキュビュー オアシス MAX

トータル ワン

デイリーズ トータル ワン

ブルーライトカット機能——あるとないとで何が変わるのか

アキュビューオアシスMAXに搭載されている「HEVフィルター」は、この2つを比較するうえで大きなポイントです。

HEVフィルターとは

HEV(High Energy Visible light)とは、紫外線のすぐ隣にある高エネルギーの可視光線(ブルーライト域を含む)のことです。 アキュビューオアシスMAXは380〜450nmの波長を約55〜60%以上カットします。

ブルーライトカット機能の「正直な評価」

ブルーライトカットコンタクトについては、現時点では「眼精疲労を直接改善する効果は研究中」という段階です。 ただし「就寝前のブルーライト暴露を減らす」「画面のコントラスト改善」など、一定のメリットは期待できます。

デイリーズトータルワンを使っていてブルーライト対策をしたい場合

デイリーズトータルワンにはブルーライトカット機能の明記がないため、PC・スマホ作業が多い方は、ブルーライトカット眼鏡・パソコンのナイトモード機能などと組み合わせることをおすすめします。


「今使っているレンズから変える」ときのポイント

デイリーズトータルワン → アキュビューオアシスMAXに変える場合

「トータルワンは良いけど、ブルーライト対策も一緒にしたい」という方は、アキュビューオアシスMAXへの変更でHEVフィルターによる光対策をプラスできます。

アキュビューオアシスMAX → デイリーズトータルワンに変える場合

「もっと酸素透過率の高いレンズを試したい」「90枚入りでコスパよく使いたい」という方は、デイリーズトータルワンへの変更でDk/t 156という最高水準の酸素供給と、まとめ買いのメリットを得られます。

レンズ変更時の注意点

どちらも最新世代の高機能レンズのため、ベースカーブ(BC)の選択肢に違いがあります(オアシスMAXはBC8.4のみ、トータルワンはBC8.5/8.8)。 レンズを変更する際は、必ず眼科でフィッティングを確認してから切り替えることをおすすめします。

ワンデー オアシス MAX

ワンデー アキュビュー オアシス MAX

トータル ワン

デイリーズ トータル ワン

よくある質問(Q&A)——オアシスMAX・トータルワンのギモンを解決

Q. Dk/tの数値(121 vs 156)の差は、実際にどのくらい違いを感じますか?

A. Dk/t 100以上のレンズであれば、実用上の酸素供給に大きな差はないとされています。

121も156も、いずれも非常に高い水準です。 数値の大小だけでなく、それぞれの「うるおいの構造」「自分の装用感」を重視して選ぶことをおすすめします。

Q. ブルーライトカット機能がないデイリーズトータルワンを使う場合、何か対策は必要ですか?

A. PC・スマホ作業が多い方は、ブルーライトカット眼鏡や画面のナイトモード機能の活用をおすすめします。

ただしブルーライトの眼精疲労への影響は現時点でも研究中の段階であり、「絶対に必要」というわけではありません。 他の疲れ目対策(20-20-20ルール・適切な度数管理)を優先することが大切です。

Q. どちらも高価なレンズですが、どちらが「コスパが良い」と言えますか?

A. 「何にコストをかけたいか」によって変わります。

デイリーズトータルワンは90枚入りパッケージがあるため、1枚あたりのコストを下げやすいです。 アキュビューオアシスMAXはブルーライトカット機能も含めた総合性能を1枚で済ませられるため、「複数の対策を1つのレンズでまとめたい」という方にはコスパが良いと言えます。

Q. 乱視用・遠近両用、どちらのブランドも選択肢がありますか?

A. はい、どちらのブランドも乱視用・遠近両用(マルチフォーカル)のラインナップがあります。

乱視と老眼を両方持っている方も、それぞれのブランドで対応する選択肢が用意されています。 眼科で度数・乱視の状態を確認した上で、フィッティングを行うことをおすすめします。

Q. 長年デイリーズトータルワンを使っていますが、最新のアキュビューオアシスMAXに変える価値はありますか?

A. 「ブルーライトカット機能を試してみたい」「新しい技術の装用感を体験したい」という方には、変更を検討する価値があります。

ただし現在のレンズで満足度が高い場合、無理に変える必要はありません。 気になる場合は、まず眼科でアキュビューオアシスMAXのトライアル(試し装用)をしてみることをおすすめします。


まとめ:どちらも「フラッグシップ」。重視したい機能で選ぼう

この記事でお伝えしてきたことを最後に整理します。

ワンデーアキュビューオアシスMAX・デイリーズトータルワン 比較まとめ

項目ワンデー アキュビュー オアシス MAXデイリーズ トータル ワン
技術の方向性涙と一体化するTearStable中心・表面で含水率を変えるウォーターグラジェント
Dk/t121156
ブルーライトカットあり(HEVフィルター)明記なし
UVカットありあり
パッケージ30枚/90枚30枚/90枚
向いている方光対策も重視・最新技術を試したい酸素透過率最優先・長時間装用

選び方の最終チェック

「ブルーライト・UV対策もコンタクトで一緒にしたい」

→ ワンデー アキュビュー オアシス MAX

「酸素透過率を最優先したい・長時間装用が多い」

→ デイリーズ トータル ワン(Dk/t 156)

「90枚入りでコスパよくまとめ買いしたい」

→ デイリーズ トータル ワン

「最新世代の技術を体験してみたい」

→ ワンデー アキュビュー オアシス MAX(2024年発売の最新世代)

どちらも、それぞれのメーカーが何年もかけて開発してきた「最高峰の1DAYレンズ」です。 「どちらが優れているか」ではなく、「自分が何を最も重視したいか」という視点で選んでみてください。

迷ったときは、ぜひ眼科で両方を試し装用してみることをおすすめします。 最高峰のレンズ同士だからこそ、実際につけてみた「感覚の違い」が、何よりの決め手になります。

あなたにとっての「最高のうるおい」が、この記事を通じて見つかることを、現役検査員として心から願っています!


「オアシスMAXのブルーライトカット、実感できました!」「トータルワンの生感覚、感動しました」など、ぜひ教えてくださいね💕 みなさんの声がわたしの励みになります!

ワンデー オアシス MAX

ワンデー アキュビュー オアシス MAX

トータル ワン

デイリーズ トータル ワン

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてね!
目次