「どちらも低含水の2WEEKなのに、価格が倍近く違うのはなぜ?」
「メダリストプラスとアキュビューオアシス、どちらも低含水レンズって聞いたけど……」という声をよく受けます。
含水率は38%台とほぼ同じでも、素材カテゴリ・酸素透過率・UVカット・価格帯がまったく違うという対照的な2つのレンズです。
メダリストプラス(ボシュロム)は低含水・非イオン性素材の超薄型コスパレンズ、アキュビューオアシス(2WEEK)(J&J)は低含水シリコーンHGの定番ロングセラーです。
この記事では、この2つを「素材・酸素透過率・価格差・乱視用の有無」でコンパクトに比較します。
スペック一覧
| 項目 | メダリスト プラス | アキュビュー オアシス(2WEEK) |
|---|---|---|
| メーカー | ボシュロム | J&J |
| 素材 | 非イオン性(低含水) | シリコーンHG(セノフィルコンA) |
| 技術名 | コンフォートモイスト | ハイドラクリアプラステクノロジー |
| 含水率 | 38.6% | 38% |
| 酸素透過率 | Dk/L 15.7 | Dk/t 121〜147 |
| 中心厚 | 0.035mm(超薄型) | — |
| BC | 8.40 / 8.70 / 9.00mm(3種類) | 8.4mm / 8.8mm |
| DIA | 14.0mm | 14.0mm |
| UVカット | 明記しづらい | あり |
| 乱視用 | なし | あり |
| 遠近両用 | なし | あり |
| 参考価格(6枚) | 1,555円程度〜 | 2,500〜3,500円程度 |
ゆずあん含水率がほぼ同じ(38.6% vs 38%)なのに、酸素透過率がDk/L 15.7 vs Dk/t 121〜147と非常に大きな差があります。これが「非イオン性ハイドロゲル」と「シリコーンHG」という素材の根本的な違いによるものです。
素材の違い——酸素の届け方がまったく違う
メダリストプラス(非イオン性素材)
非イオン性のハイドロゲル素材は、水分を介して酸素を届ける仕組みです。 低含水(38.6%)のため水分蒸発の影響を受けにくいという強みはありますが、Dk/L 15.7という数値はシリコーンHGと比べると低めの部類に入ります。
中心厚0.035mmという超薄型設計とライトブルーのレンズカラー(紛失防止)という実用的な工夫も特徴です。
アキュビューオアシス(シリコーンHG)
シリコーンHGはシリコーン素材自体が酸素を通すため、低含水でも高い酸素透過率を実現できます。 Dk/t 121〜147という数値は、2WEEKシリコーンHGとして高い水準です。 さらにハイドラクリアプラステクノロジーにより、保湿成分をレンズに練り込んで低含水でも快適なうるおいを実現しています。
プラスポイント・マイナスポイントをサクッと整理
メダリストプラスのプラスポイント
- 圧倒的なコスパ:6枚1,555円程度〜という2WEEKレンズ最安水準
- 超薄型0.035mm:長時間使っていても変わらない薄さで快適
- 非イオン性でタンパク質汚れがつきにくい:クリアな視界が保ちやすい
- BC3種類(8.40/8.70/9.00mm):目の形状に合わせた選択肢が豊富
メダリストプラスのマイナスポイント
- Dk/L 15.7という低い酸素透過率:長時間装用(10時間以上)には注意が必要
- UVカット機能の明記が確認しづらい
- 乱視用・遠近両用がない
アキュビューオアシスのプラスポイント
- Dk/t 121〜147という高い酸素透過率:長時間装用でも角膜への酸素供給をしっかり確保
- UVカット機能あり:紫外線対策もレンズ1枚でカバー
- 乱視用・遠近両用のラインナップが充実
- 長年の実績とブランド力:2WEEKシリコーンHGの定番として多くのユーザーに支持
アキュビューオアシスのマイナスポイント
- 価格帯がメダリストプラスの約2倍:年間コストに大きく影響
- UVカットの具体的カット率は確認しづらい
年間コスト差——実際いくら変わる?
| レンズ | 1箱(6枚)の価格 | 年間コスト目安(両眼) |
|---|---|---|
| 8664 | 1,555円程度 | 約24,880円 |
| 8664 | 3,000円程度(中間値) | 約48,000円 |
→ 年間で約23,000円、月あたり約1,917円の差。
こんな方にはメダリストプラスがおすすめ
- [ ] とにかくコスパを最優先したい
- [ ] 装用時間が比較的短め(8時間以内)
- [ ] 乱視・老眼の悩みがない
- [ ] 薄さ・軽さを重視したい
- [ ] UVカットは別のサングラスで対策できる
こんな方にはアキュビューオアシスがおすすめ
- [ ] 長時間装用(10時間以上)が多い
- [ ] シリコーンHGの高い酸素透過率を重視したい
- [ ] UVカット機能はレンズに求めたい
- [ ] 乱視・老眼のラインナップも将来的に検討したい
- [ ] 2WEEKでの定番ブランドの安心感を重視したい
まとめ:「コスパと薄さ」か「酸素透過率と乱視用の幅広さ」か
| 比較ポイント | メダリスト プラス | アキュビュー オアシス |
|---|---|---|
| 素材 | 非イオン性(低含水) | シリコーンHG |
| 酸素透過率 | Dk/L 15.7 | Dk/t 121〜147 |
| UVカット | 確認しづらい | あり |
| 乱視用 | なし | あり |
| 年間コスト目安 | 約24,880円 | 約48,000円 |
選び方のポイント
「コスパ・薄さ・短時間装用」
→ メダリスト プラス
「長時間装用・シリコーンHG・乱視用も視野に」
→ アキュビュー オアシス(2WEEK)
どちらのレンズも「低含水で乾燥しにくい」という設計思想は同じ。 「年間2万円の差を生むコスパを取るか、長時間装用の安心感を取るか」——それがこの比較の本質的な問いです。
迷ったときは必ず眼科でフィッティングを確認してから切り替えてください。 あなたにとっての「2週間ずっと快適」が見つかることを、現役検査員として心から願っています!
「メダリストプラスのコスパ、本当に助かっています!」「オアシスに変えてから長時間も安心です」など、ぜひXやInstagramで教えてくださいね💕






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