アキュビュー オアシス(2WEEK) と アクアロックス(2WEEK)、結局どっちがいいの?低含水 vs モイスチャーシール、現役検査員が徹底比較します

当ページのリンクには広告が含まれています。

「2WEEKコンタクト、結局どのブランドにすればいいの?」

毎日のケアが必要な2WEEKタイプのコンタクトだからこそ、「長く付き合うレンズ」を慎重に選びたいですよね。

  • 「アキュビューオアシスは有名だけど、アクアロックスってどうなの?」
  • 「『息するレンズ』ってキャッチコピー、実際どういうこと?」
  • 「含水率38%と46%、数字が違うけどどっちが乾きにくいの?」
  • 「2WEEKで乱視用・遠近両用も探しているけど、どっちが選択肢が多い?」
  • 「2週間しっかり使えるレンズを選びたい」

アキュビューオアシス(2WEEK)はジョンソン・エンド・ジョンソンの定番ロングセラー、アクアロックス(2WEEK)はボシュロムが「息するレンズ」というキャッチコピーで展開する高酸素透過レンズです。

わたしはコンタクトショップで現役の検査員として10年以上働いていますが、「2WEEKで乾燥対策に強いレンズを探している」という方に、この2つのどちらかをご紹介することは非常に多いです。

そして実際にお話を伺っていくと、「低含水でとにかく乾燥に強いレンズが合う方」と「保水力でうるおいを保つレンズが合う方」がいることに気づきます。

この記事では、アキュビューオアシス(2WEEK)とアクアロックス(2WEEK)を「素材・含水率・Dk/t・乱視用・遠近両用・価格」など、現役検査員の視点で徹底的に比較します。

「2週間、安心して付き合えるレンズはどっちか」——この記事を読み終わった頃には、答えが見えてくるはずです。

オアシス

アキュビュー オアシス

アクアロックス

アクアロックス

この記事でわかること

  • アキュビューオアシスの「ハイドラクリアプラステクノロジー」とは何か
  • アクアロックスの「モイスチャーシールテクノロジー」とは何か
  • スペック(Dk/t・含水率・直径・UVカット)の比較
  • それぞれの「プラスポイント」「マイナスポイント」
  • 乱視用・遠近両用ラインナップの比較
  • 「こんな方にはオアシス」「こんな方にはアクアロックス」の判断基準

目次

まずは基本情報を比較——スペック一覧表

最初に、2つのレンズの基本スペックを並べて見てみましょう。

アキュビューオアシス(2WEEK) vs アクアロックス(2WEEK) スペック比較表

項目アキュビュー オアシス(2WEEK)アクアロックス(2WEEK)
メーカージョンソン・エンド・ジョンソンボシュロム
素材シリコーンハイドロゲル(セノフィルコンA)シリコーンハイドロゲル(3種シリコーン配合)
含水率38%(低含水)46%
Dk/t(酸素透過率)121(Dk値103)
酸素透過係数(Dk)103114
技術名ハイドラクリアプラステクノロジーモイスチャーシールテクノロジー
16時間後の水分維持率95%
酸素流量率(裸眼比)約98%
ベースカーブ8.4mm / 8.8mm8.6mm / 8.7mm
直径(DIA)14.0mm
UVカットあり
1箱あたり枚数6枚6枚
乱視用ありあり
遠近両用あり(マルチフォーカル)あり
ゆずあん

この2つを比べるときに注目してほしいのが「含水率とDkのバランス」です。アキュビューオアシスは「含水率38%という低さ+Dk値103」という組み合わせ。アクアロックスは「含水率46%+Dk値114+3種シリコーンによる保水力」という組み合わせ。「水分を減らして乾燥に強くする」のか「水分を保つ技術でカバーする」のか——アプローチの違いに注目すると選びやすくなります。


「ハイドラクリアプラステクノロジー」vs「モイスチャーシールテクノロジー」——うるおいの仕組みの違い

アキュビューオアシス:「ハイドラクリアプラステクノロジー」——低含水×保湿成分の組み合わせ

アキュビューオアシス(2WEEK)の核となる技術は、「ハイドラクリアプラステクノロジー」です。

シリコーンハイドロゲル素材(セノフィルコンA・含水率38%)に、保湿成分をレンズ内部に練り込むという技術が組み合わされています。

ハイドラクリアプラステクノロジーの特徴:

  • 低含水素材のため、そもそも水分の蒸発による影響を受けにくい
  • 保湿成分が涙との親和性を高める
  • シリコーンハイドロゲル素材により、酸素が直接レンズを通過し、裸眼時の約98%の酸素が角膜に届く

わかりやすく言うと:

「水分が少ないからこそ、乾燥による変化が起きにくい。その上で保湿成分が涙となじむ快適さを補う」という発想です。

アクアロックス:「モイスチャーシールテクノロジー」——うるおいで包んで保水力をアップ

アクアロックス(2WEEK)の核となる技術は、「モイスチャーシールテクノロジー」です。

レンズの素材自体を保水成分で包み込むという発想で、3種類のシリコーンを組み合わせたオリジナルの構造と組み合わせることで、装用16時間後もレンズ水分量の95%を維持するとされています。

モイスチャーシールテクノロジーの特徴:

  • レンズを保水成分で包むことで、レンズ自体の保水力を向上
  • 3種類のシリコーンの組み合わせにより、瞳に必要な酸素をしっかり通す
  • レンズが薄く・柔らかく、エッジがスリムなため装用感も軽い

わかりやすく言うと:

「レンズそのものの保水力を、外側からのコーティングでさらに高めて長時間キープする」という発想です。 ボシュロムは「息するレンズ」というキャッチコピーで、高い酸素透過性も同時にアピールしています。

2つの技術の発想の違いをイメージで比較

アキュビューオアシス
(ハイドラクリアプラス)
アクアロックス
(モイスチャーシール)
「低含水で水分蒸発の影響を抑えつつ、保湿成分で涙となじませる」
 → 「乾燥しにくい土台」をベースにした安定感
「レンズを保水成分で包み込み、16時間後も95%の水分を維持する」
 → 「うるおいを閉じ込める」ことを重視した持続力

どちらも「2週間、安定したうるおいを保つ」という同じ目標に向けて、異なるアプローチを取っているのが面白いポイントです。


それぞれの「プラスポイント」と「マイナスポイント」

アキュビューオアシス(2WEEK)のプラスポイント

① 長年の実績とブランド力

2WEEKシリコーンハイドロゲルの先駆けとして、長期間にわたり高い評価を得ているレンズです。

② Dk値103・酸素流量率約98%という高水準

シリコーンハイドロゲル素材により、長時間装用でも角膜への酸素供給がしっかり確保されます。

③ UVカット機能あり

紫外線対策をレンズ自体で行えます。

④ 1DAY版(アキュビューオアシス・オアシスMAX)との技術的な連続性

1DAY版を使っている方が2WEEKに切り替える(またはその逆)際に、装用感の違いを比較しやすいというメリットがあります。

アキュビューオアシス(2WEEK)のマイナスポイント

① 含水率38%という低さに最初は「硬い」と感じる場合がある

低含水レンズ特有の感触として、高含水レンズに慣れている方は最初に「しっかりした感触」を感じることがあります(これは欠点ではなく特性です)。

② 価格帯はやや高めの傾向

ブランド力・実績のあるレンズとして、価格帯は標準的〜やや高めに位置することが多いです。


アクアロックス(2WEEK)のプラスポイント

① 16時間後も95%の水分維持という持続力

モイスチャーシールテクノロジーによる高い保水力が特徴です。

② 「3種類のシリコーン」による高い酸素透過性

Dk値114という高水準で、ボシュロムが「ボシュロム史上、最も酸素を通す2weekレンズ」と位置づけています。

③ 薄くしなやかなレンズ設計で異物感が少ない

レンズエッジがスリム化されており、初めて2WEEKレンズを使う方にも扱いやすい設計です。

④ 非球面設計による視界のクリアさ

非球面レンズ設計により球面収差が補正され、にじみ・ぼやけの軽減が期待できます。

⑤ 遠近両用ラインナップが「3ゾーン プログレッシブデザイン」

手元から遠くまで自然でクリアな視界をサポートする設計が採用されています。

アクアロックス(2WEEK)のマイナスポイント

① UVカット機能の明記が限定的

近視用・遠視用・乱視用・遠近両用といったラインナップの中で、UVカット機能の記載が製品によって異なる場合があります。購入時にパッケージ表記を確認することをおすすめします。

② 含水率46%——「高含水」と「低含水」の中間に位置する

アキュビューオアシス(38%)と比べると含水率はやや高めで、含水率だけで見ると「中間的」な位置づけになります(モイスチャーシール技術でカバーされている点が特徴です)。

オアシス

アキュビュー オアシス

アクアロックス

アクアロックス

こんな方にはアキュビューオアシス(2WEEK)がおすすめ

✅ アキュビューオアシス(2WEEK)が向いている方チェックリスト

  • [  ] 長年の実績・ブランドの安心感を重視したい
  • [  ] 低含水レンズの「しっかりした」装用感が好き
  • [  ] 1DAY版のアキュビューオアシスシリーズも使ったことがある・併用したい
  • [  ] UVカット機能をレンズに求めたい
  • [  ] 度数の高い方でも安定した酸素透過率を求めたい

アキュビューオアシス(2WEEK)は「低含水×高酸素透過率×実績」という、長期的な安心感を重視する方に特にマッチします。


こんな方にはアクアロックス(2WEEK)がおすすめ

✅ アクアロックス(2WEEK)が向いている方チェックリスト

  • [  ] 長時間装用後の「うるおいの持続力」を最優先したい
  • [  ] 薄くやわらかいレンズで異物感を減らしたい
  • [  ] パソコンを使うデジタルワークが多い
  • [  ] 遠近両用で自然な見え方の設計を試したい
  • [  ] 2WEEKレンズを初めて使う・扱いやすさを重視したい

アクアロックス(2WEEK)は「モイスチャーシール×高酸素透過×やわらかい設計」という、長時間のデジタルワークでの快適さを重視する方に特にマッチします。


乱視用・遠近両用ラインナップで比較する

2WEEKレンズは「長く使う」前提のため、乱視用・遠近両用のラインナップの充実度も大切な比較ポイントです。

アキュビューオアシス 乱視用・遠近両用

乱視用:

まばたきの力を利用した独自設計で、目の動き・姿勢が変わっても安定した視界を実現

遠近両用:

アキュビューオアシス マルチフォーカルとして展開、「目の健康寿命」を考えた設計

アクアロックス 乱視用・遠近両用

乱視用:

2週間交換タイプのトーリックレンズとして展開

遠近両用:

「3ゾーン プログレッシブデザイン」を採用、近用部・遠用部に球面設計、中間部を非球面設計にすることで視線切り替え時の違和感を軽減

乱視用・遠近両用を選ぶときのポイント:

どちらのブランドも乱視・老眼への対応ラインナップを持っていますが、実際の見え方の安定感は個人差が大きいため、眼科でのフィッティングを通じて確認することが大切です。


価格・コスパで比較する

価格帯の目安(6枚入り・参考)

レンズ名1箱(6枚)の価格目安2週間あたりのコスト目安
アキュビュー オアシス2,500〜3,500円程度1箱で約2週間(両眼で2箱必要)
アクアロックス2,000〜3,000円程度1箱で約2週間(両眼で2箱必要)

※価格は販売店・キャンペーンによって変動します。購入時は最新価格をご確認ください。

コスパの考え方

2WEEKレンズは1DAYと比べて、1日あたりのコストを大きく抑えられる点が共通のメリットです。

両ブランドとも、2WEEKレンズとしては標準的な価格帯に位置しています。 「ブランドの実績・安心感」を重視するか「保水力・やわらかさ」を重視するかで、価格差以上に「自分の目に合うかどうか」を優先することをおすすめします。

オアシス

アキュビュー オアシス

アクアロックス

アクアロックス

2WEEKレンズだからこそ大切な「ケア用品」の選び方

2WEEKレンズは1DAYと違い、毎日のケアが品質維持に直結します。 どちらのレンズを選んでも、適切なケア用品の選択が快適さを左右します。

こすり洗いの重要性

シリコーンハイドロゲル素材は、油性の汚れ(皮脂・化粧品など)が付着しやすい傾向があります。 両ブランドとも、毎晩のこすり洗いを徹底することで、2週間を通じて快適な装用感を保てます。

レンズケースの管理

2WEEKレンズを使う以上、レンズケースの管理も重要です。 3ヶ月ごとの交換・毎日の洗浄を心がけることで、レンズ自体の性能を十分に発揮できます。


「今使っているレンズから変える」ときのポイント

アクアロックス → アキュビューオアシスに変える場合

「アクアロックスは良いけど、もっとブランドの実績があるレンズを試したい」「UVカット機能を重視したい」という方は、アキュビューオアシスへの変更で長年の実績に基づく安定感とUVカットを得られます。

アキュビューオアシス → アクアロックスに変える場合

「アキュビューオアシスは良いけど、長時間後のうるおいの持続力をもっと感じたい」「もっとやわらかい装用感を試したい」という方は、アクアロックスへの変更でモイスチャーシールテクノロジーによる保水力とやわらかい装用感を体感できる可能性があります。

レンズ変更時の注意点

2WEEKレンズは「2週間使い続ける」前提のレンズです。 変更後の最初の数日間で違和感がある場合でも、慣れによって改善することもあります。 ただし強い違和感・乾燥感が2週間続く場合は、眼科に相談することをおすすめします。


よくある質問(Q&A)——オアシス・アクアロックスのギモンを解決

Q. 含水率38%と46%、実際どのくらい違いを感じますか?

A. 含水率の数値だけでなく、それぞれの「保水技術」によって実際の装用感は変わってきます。

アキュビューオアシスは「低含水+保湿成分」、アクアロックスは「やや高めの含水率+モイスチャーシールによる水分保持」という、それぞれ異なる完成形を持っています。 数値の差よりも、実際に装用してみた「夕方の見え方・乾燥感」を比較することをおすすめします。

Q. デジタルワークが多いのですが、どちらが向いていますか?

A. アクアロックスは「長時間装用が多い方におすすめ」と公式にも案内されており、モイスチャーシールテクノロジーによる16時間後の水分維持力が特徴です。

一方アキュビューオアシスも酸素流量率約98%という高水準で、長時間装用に対応しています。 どちらも長時間装用を意識した設計のため、実際に試してみて自分の感覚に合う方を選ぶことをおすすめします。

Q. 2WEEKレンズを初めて使います。どちらが扱いやすいですか?

A. アクアロックスは「薄くしなやかなレンズ設計で、初めての方でも扱いやすい」と案内されています。

また装用時間を「1日目6時間、2日目8時間、3日目10時間」と徐々に延ばす案内もあり、初心者向けのガイダンスが充実しています。 アキュビューオアシスも長年のシリコーンハイドロゲルの実績があり、扱いやすさには定評があります。 どちらも初心者に対応していますが、眼科でのフィッティング時に「初めての2WEEKレンズです」と伝えると、より丁寧な案内を受けられます。

Q. UVカットが気になります。どちらを選ぶべきですか?

A. アキュビューオアシスはUVカット機能が明記されています。

アクアロックスは製品ラインナップによってUVカットの表記が異なる場合があるため、購入前にパッケージまたは公式情報で確認することをおすすめします。 UVカットを最優先する場合は、アキュビューオアシスを基準に検討するとよいでしょう。

Q. どちらも乱視用・遠近両用がありますが、どう選べばいいですか?

A. 乱視用はどちらも安定性を重視した設計を持っていますが、アキュビューオアシスは「まばたきの力を利用した独自設計」、アクアロックスは2週間交換タイプのトーリックレンズとして展開されています。

遠近両用については、アクアロックスは「3ゾーン プログレッシブデザイン」という明確な設計コンセプトを持っています。 どちらも眼科でのトライアル(試し装用)を通じて、自分の見え方に合うかどうかを確認することが最も確実です。


まとめ:どちらも「2週間を快適に過ごす」ための優秀なレンズ

この記事でお伝えしてきたことを最後に整理します。

アキュビューオアシス(2WEEK)・アクアロックス(2WEEK) 比較まとめ

項目アキュビュー オアシスアクアロックス
技術の方向性低含水+保湿成分(ハイドラクリアプラス)保水成分で包む(モイスチャーシール)
含水率38%46%
Dk値103114
UVカットありラインナップにより異なる
向いている方ブランドの実績重視・UVカット重視長時間のうるおい持続・やわらかい装用感重視

選び方の最終チェック

「長年の実績・ブランドの安心感を重視したい」

 → アキュビュー オアシス(2WEEK)

「長時間装用後のうるおいの持続力を重視したい」

 → アクアロックス(2WEEK)

「UVカット機能をレンズに求めたい」

→ アキュビュー オアシス(2WEEK)

「薄くやわらかいレンズで初めての2WEEKレンズを試したい」

→ アクアロックス(2WEEK)

「遠近両用で自然な見え方の設計を試したい」

→ アクアロックス(3ゾーンプログレッシブデザイン)

2WEEKレンズは「2週間という時間を一緒に過ごすパートナー」です。 価格や知名度だけでなく、自分の生活スタイル・目の状態に合った「うるおいの技術」を選ぶことが、快適なコンタクトライフの土台になります。

迷ったときは、ぜひ眼科で両方を試し装用してみることをおすすめします。 「2週間使い続けてみて初めて分かる違い」も多いので、できれば実際に2週間ずつ試してみるのが理想的です。

あなたにとっての「2週間ずっと快適」が、この記事を通じて見つかることを、現役検査員として心から願っています!


「オアシスの安定感、やっぱり安心です!」「アクアロックスにしてから夕方の乾きが減りました」など、ぜひ教えてくださいね💕 みなさんの声がわたしの励みになります!

オアシス

アキュビュー オアシス

アクアロックス

アクアロックス

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてね!
目次